キャンバスの上で“失敗”はない？～ラクに生きられる考え方～
2023/9/22(金)
ライフ＆アートコーチ kahoです♩
今回は、『キャンバスの上で“失敗”はない？』
について お話していきます♩
ワークショップをしていると、
時折 “あー失敗した！”、
"わたしはやっぱり下手だな、、”
というお声を耳にします。
それが”良いこと”、“悪いこと”
という話ではない、ということを
前提としてお話します。
キャンバスの上に限らず、
『あー失敗した』と言うとき、
思うとき、
あなたはどんな感情になりますか？
“嫌な気持ち”、
“どうせダメなんだと思う”
“また失敗した。悔しいと思う”、
いろいろな感情になるかと思います。
そのほとんどが、 一般的にいわれる
“ネガティブ”な感情ですね。
ではなぜ人間は
『失敗した』と思うのか？
それは、
『じぶんの理想に届いていないから』。
あなたはどう感じますか？
じゃあ、その”理想を下げればいい”。
それだけで “ネガティブな考え”から
解放されることになります♩
少しは気持ちが
楽になったでしょうか？
でも、現実問題
『その理想を下げることが簡単じゃない！』
『理想が高いからこそ
努力できるのではないか！』 と
お声をいただきそうなので
もう少し踏み込んだお話をします。
『人間は常に“完璧”を目指している』
それは、学生時代からの教えで
“100点”を目指さなければならなかったから。
そういった過去の経験から
“完璧（自分の理想の状態）で
なければならない” と、
じぶん自身を縛っているのです。
なので、『じぶんの理想像』から
欠落したときに
“わたしはどうせだめだ、、”
“わたしには向いていないんだ、、” と、
ネガティブになったり
自信を失ったり、
諦めてしまう。
一方、よくいわれる“成功者”は
『失敗することを
ネガティブに捉えていない』 のです。
かの有名な発明家であり、
起業家の “トーマス・エジソン”も
こう言っています。
--
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を見つけただけだ。
--
それは、トーマス・エジソンが
特別だから そう思えた、
のでしょうか？
わたしは違うと思います。
彼は、
『情熱があり、探求し続けたのです』
それは、
”じぶんの理想を高くすること”
でも
“じぶんを卑下して、
罵倒する”わけでもないのです。
“ただただ、好きだった。やりたかった。”
そのパッションが、
彼を成功へと導いたのだと思います。
それって、わたしたちにだって
できることですよね？
そう。
だから『失敗』と思う必要はないし、
ネガティブに思う『失敗』はないんです。
“失敗だと思う思考”を
”現在地を知る手段”だと捉えるのです。
完璧な人はいません。
人は、みな未熟です。
だからこそ、学ぶことができるし
助け合うことができる。
まずは、“完璧なこと”を手放すこと。
じぶん自身に“未熟であっていい”と
許可すること。
それが、『自己受容』であり
“セルフラブ”なのです。
じぶんの未熟さ、
ありのままを受け入れられると
他者にも、優しくなります。
そう。実は 『失敗した』と感じる、
もう一つの側面に
“いい悪い、のジャッジ”が含まれます。
じぶん自身が『完璧主義』だと
関わる人にも、
それを求める傾向にあります。
それは、一方的な主観での考えであり、
じぶん自身を苦しめているのと同時に、
相手を苦しめることにもなります。
他者も未熟でいい。一緒に頑張ろう。と
歩み寄ることができるのです。
じぶんにやさしく。ひとにもやさしく。
今回お伝えしたいことをまとめると、
●失敗なんてない！
→“失敗した”と思う思考があるだけ。
それは、『現在地を知った』。
それだけなのです。
大切なことは、
『じゃあ、わたしはどうするか！』
それに対して、アクションをすることです。
●わたしは未熟。“完璧”はいらない。
→じぶん自身を
ありのまま受け入れるって
本当に難しいことだと思います。
なぜなら、
いままで “いい悪い”のジャッジの世界で
生きてきたから。
それによって沢山傷ついてきたと思います。
苦しい想いをしてきたかと思います。
もう手放していいんです。
あなたは、あなたのままでいいんです。
それがあなた自身を大切にすることができ、
関わる相手にも優しくすることができる在り方なのです。
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あなたの人生がより豊かなものに
なりますように。
あなたはひとりじゃない。大丈夫です。
愛をこめて
ライフ＆アートコーチ kaho