ナスのいくらレシピ

2023/6/1(木)


日本では、サケの卵が「いくら」、ロシアでは、「いくら」も「キャビア」も「数の子」も「たらこ」もみんな「イクラ」です。

ちなみにロシア語では、「いくら」は赤いイクラ、「キャビア」は黒いイクラです。

イクラは魚からしか採れないと思ったら大間違いです。ロシア及び旧ソ連では「ナスのイクラ」も存在していますので、そのレシピを紹介したいと思います。

野菜のいくらはズッキーニやナスから作ることもできるのです。食卓の定番料理でパンにのせてよく食べます。瓶詰めにして冬でも食べます。多くの人にとって、瓶詰の野菜イクラの味は子供時代の思い出を呼び起こすもので、家でお母さんが作るものより瓶詰を好む人も少なくありません。

ではなぜ「イクラ」なのだろう。ロシア語の「イクラ」(“ikra”)は、この料理の調理法と関わりのある動詞「切る」や名詞「ふち」と同じ語根を持っています。イクラを取り出すためには鮭を切らなければならないが、茄子のイクラを作るためにも茄子を切る必要があります。これを踏まえロシア語国語辞典では、イクラについて「魚卵」以外にもう一つ「野菜やキノコ、植物を細かく刻んで作る料理。」という定義があります。

材料

茄子 4本

人参 2本

玉ねぎ 1個

カットトマト 1缶

ニンニク 1-2片

サラダ油 大匙3

塩、胡椒 適量

 

レシピ

茄子と人参を角切りする(茄子の皮はむいてもむかなくても結構だ)。玉ねぎとニンニクをみじん切りする。

底が厚い鍋を温めて、油をひく。

玉ねぎ、にんじん、茄子、ニンニクを加えて、混ぜながら中火で煮込む。

野菜が柔らかくなったら、トマト・ペーストを加え、塩で味付けをしてかき混ぜる。水分がなくなるまで煮詰める。

温かくても、冷たくてもおいしい。黒パンにつけて食べましょう!


ナスイクラを作るレッスンは6月4日(日)に開催しますので、

是非皆様のご参加をお待ちしています。

料理とおしゃべりが大好きなお母さんがお待ちしています、

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