冬の東京湾。よく釣れる金アジは干物がオススメ
2020/1/1(水)
12月29日。2019年最後の船釣り体験にいってきました。
この日は20代の男性お二人との釣行。おふたりとも船釣りはじめてとのこと。
狙う魚は「黄アジ」「金アジ」「黄金アジ」と呼ばれるマアジ。
東京湾では船釣りであれば周年狙える魚です。
はじめは南本牧あたりのポイントから。
今一つ、アタリが伸びず、ここはすぐに移動。
こんな岸壁側で釣ったり。
アタリがでない。
開始1時間程度で一気に北上して横浜ベイブリッジ下まで移動。
ロケーションもよいですね。
ここで全員入れ食いになり、落とせば20~25cm程度の食べごろのアジが入れ食いに。イシモチやコノシロもまじったり。
結果は3人で60尾程度。
鱗とりだけ手伝ってもらい、下処理。料理の仕方などはこのときにお話ししています。
わたしも15尾程度持ち帰ってみました。
冬のアジは干物にするのがオススメです。
干物と聞くと、難しそうに感じるのですが、とても簡単です。
あらかじめ下処理しておいたアジを持ち帰り、開く。開き方は希望があればレクチャーします。
釣れた数が多くなければ、船からあがったときに開くところまでお手伝いもできますよ。
開いたアジは、海水程度の濃さの塩水+日本酒コップ一杯程度に40分程度つけこむ。
その後、水道水で洗い流したあとに、水分をきって干すだけです。
100均に干物用の網が売っているのでそれを使いましょう。
干す時間は、一夜干し(夜から朝まで)から24時間程度が硬くなり過ぎずオススメです。
完成した黄金アジの干物。
市販の干物は大西洋でとれたアジの冷凍品を解凍して、加工したものも多いので、風味が劣化したものもありますが、釣りたてのものは臭みがなく旨みが強く、最高のおいしさです。
ぜひ、自分で釣った魚で干物をつくって食べる喜びを味わってみてください。
1月2月と寒い日が続くので体験に参加する場合は、陸の1.5倍程度しっかり防寒対策が必要です。長靴や釣り用のカッパも有料ですがレンタルできます。
▶その他、釣りあげたアジの料理はORETSURIの記事で紹介しています。