お店を選ぶ意味。
2022/9/15(木)
私は決して食通やグルメなどではないとおもうのですが、飲食店にごはんを食べに行くのがすきです。
いろんなものを見ていろんな感想をもつのが楽しいし、おいしくてもおいしくなくても考える材料になるので、ジャンルレスで興味のままに、ルールのよくわからない下町の立ち飲み屋さんから、たまには頑張ったり人に連れられたりしてちょっといいお店などにも潜入します♩
いいお店やおもしろいお店に目がないせいか、
以前旅した竹富島では、赤提灯の居酒屋だとおもってテラス(庭)に入ってテーブルに加わり、先客といっしょにごはんを食べていたら、ただの人の家(店じゃない)だった、ということもありました笑
そういえば注文とか1回もしなかったし(でもなぜかお酒も料理もでてくるのが沖縄)
あとから考えると不思議な点はあったのですが、旅先では郷に従いありがたく楽しむ派です。(赤提灯だとおもった灯りはイカ釣り漁船のライトを電気代わりにつけていたそう)
先日伺ったのは、東京にいる間に行けたらいいな、くらいに思っていたお店。
お店に入って、お店を出て帰りがけにシェフのお話を聞くところまで、いや、帰りの電車で「むちゃくちゃよかったな…」と何度も思い出す時間まで。全部がすごく良い経験になりました。
業態に関わらずいいお店、好きになっちゃうお店の共通点てこういうのだよね、という答え合わせをずっとしているけど、それがいっきに確信に近づくというか、襟を正されるようなお店体験は本当に貴重です。
むしろ襟を正すどころかお客さんの半分以上が半ズボンで来店しているアットホームさでしたが、それがまさに「家のようにくつろいで」というコンセプトを実現させてるということで、
どのくらい華やかであるかとか、希少なものだからとかではない、「競う」っていう意識をいっさい感じさせない、そういうところに感動しちゃうんですよね。
#experiences