仏師の個性が光る九品仏浄真寺の仏像
2022/9/6(火)
世田谷浄真寺の開創は江戸時代。
祀られている仏像はこの寺を開創した珂碩上人がつくりました。
仏像を見ることが好きなので仏像にかかわる講演がある時には聞きに行っています。
先日は、九州仏のお話を聞きに行きました。
それぞれ、時代や地域、そして仏師の個性で造られる仏像。
9月3日は、曇り空で光も微妙でした。
ゲストさんと2人でゆっくり時間をかけて一体一体、丁寧に拝観することができました。
曇っているのに、はっきりお顔が見えることに少しおどろきました。
遠い昔は、電気もない中で、むしろ暗い中で仏像を拝見したはず。
その時、江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。
私と同じように、阿弥陀さまと対面する江戸の人。
そんな気持ちになるお天気と静けさでした。
心満たされて浄真寺をあとにしました。
*浄真寺本堂は、屋根を修繕中のため足場が組まれていますが、本堂拝観できました。