作業の理由を答えられること。
2022/2/14(月)
週の前半はお料理代行を楽しんでいます☺︎
楽しいのか？ときかれたら、他の多くのお仕事と同じように、「状況による」が正しい答えだとおもうんですが、
料理そのものはわりと楽しいな、と感じながら作っています🔪🍳
こうしたい、とおもって、こうするとそうなる、という狙ったところに落とせるのが、やっぱりたのしいですよね。
具体的にはいろんな食材の変化を追うのがおもしろくて、
色とか水分量が変化していって、余熱も計算して今ここ、というところで火を止めたり、味を決めたりするのがたのしい。
すごく当たり前のことですが、これまで働いたお店で徹底されて、本当によかったとおもうのが
「なんとなくやらない」ことです。
混ぜる、という行為があったとします🫕
焦げ付かせないのが目的なら、底面全てを確実にさらわないといけないし、
味を決めるのが目的なら、意図して違いを出すのでない限りは、
どこを食べても同じ味になるようなるべく少ない手数で混ぜないといけません。
「何のためにやるのか」を問われたとき、
それが「間違えている」ことよりも、「考えがない」ことを指摘されるような環境でセットされた姿勢が、
ひとりになってから、何より活きてるな、と感じます。
もうそれをやらなくても叱られないけど、身についているからできます。
難しいことはできないし、特別なことはしていないけど、自分がしている作業の理由を答えられること。
できあがったものが、求められているものと違ったとき、何も考えがなかったら申し訳なくて消えたくなるけど、
自分なりに考えてやったことが相手の希望とズレているだけなら、解釈を合わせるだけだし、その過程で得るものもあります👀
とはいえこんなふうにたのしさを感じられる仕事になるとは、始める前には想像していなかったですね。
いっしょにゴールを設定したあとは自由に作業させてくれて、的確なフィードバックをくれるお客さんと出会えると、楽しみながら技能や個性を伸ばせますよね。
ほんとありがたいです😀
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