美しい夕日を見ながら焚き火体験

2022/2/11(金)

またもや昨年の話になってしまいますが、11月3日に森 豊雪 ひげとよさんの体験

「焚き火体験教室」(こちらの体験はリアルです)

https://helloaini.com/travels/18417

に、参加させていただきました。


かなり前から気になっていましたが、「和田長浜海岸」の位置があまりよくわかっておらず、参加決定までに少し時間がかかってしまいました。


私も神奈川県在住ですが、普段出向く海岸は横須賀市の秋谷海岸か葉山市の森戸海岸、逗子市の逗子海岸、三浦市の三浦海岸・三崎港など

駅やバス停に近いところだけでしたので


車を持たない私には、少しハードルが高かったのです。


車をお持ちの方でしたら、海岸の目の前に大きい駐車場がありますので

至極便利な場所です。



公共の交通機関を使って行くなら、京浜急行三崎口駅から「荒崎行き」「横須賀駅行き」「市民病院行き」などのバスに乗ります。

5分程度で最寄りの和田バス停に着きます。

バスの本数も、多い時間帯で15分に1本程度です。


さらに、そのバス停からは約1.6kmあります。


徒歩だと25分くらいでしょうか。


すぐとは言えませんが、徒歩圏内ではあります。


歩いてそこそこ気持ち良い距離ですし、三浦半島は中央部が地震で何度か隆起しているので、バス停からは概ね下り坂です。


ただ、道なりに行けば着くとしても真っ直ぐではないですし、海岸線はなかなか見えないので、この方向でいいのか少し不安になるかもしれません。


そして何人かで歩くなら大した距離ではありませんが、女性1人では少し寂しい道です。


途中に歴史好きなら嬉しい、三浦氏(和田義盛)ゆかりの和田城址やその他史跡もあります。


私はわりと和田義盛の出没していたエリアに出かけることが多く、少しご縁を感じていたので、思い入れがあります。


両側雑木林の道を抜け、目の前が開けると海岸です。



プライベートビーチと言えそうな小さめの浜辺には、バーベキューセットを囲むグループばかりでびっくりします。


少し早めに来て絵を描いていると、「いいご趣味ですね」などと声をかけてくれる方もいて、和みます。


実は開催最低人数は2人なのですが、たまたま午前中も参加者の方がいらしたそうで、午後は私1人でも開催していただける運びとなりました。


「初心者のための厳しいキャンプ教室」

https://helloaini.com/travels/18415

という体験も開催されているので、もしかするとヒゲとよさん、厳しい方かな〜と想像していたのですが(すみません)、親切でお話ししやすい雰囲気でした。


必要なところだけしっかりアドバイスされ、あとは見守る、という指針をお持ちです。


集合場所もわかりやすく、そのすぐそばにタープというのでしょうか、すでに張られて、体験もすぐ始められる状態になっていました。


さすがプロの方、道具も使い込まれていらっしゃるようで

ヘビーデューティな雰囲気でした。


ところでここで、なぜ普段インドアな私がこちらの体験に参加を決めたかですが、インドアが高じて家でバーベキューやこっそり焚き火をするようになっていたからなんですね(笑)。


それも、集合住宅の最上階(5階)でですね(汗)


そのために火災保険も入りましてですね(笑)


ベランダにバーベキューコンロを出し、木炭を使っていたのですが

そうすると食の細い子供もよく食べてくれていたからなんですね。


それは昔の話なんですが、現在はネイチャーストーブなるものを買ってきてトライしていました。


ところが、おがらや葉っぱのようなものを燃やしても、煙ばっかり出てちっとも暖かくならず、お湯を沸かすなんて夢のまた夢なわけですね。


で、周囲の人々にアドバイスを乞うのですが、断片的なことしかわからず、決め手がなかったんですね。


だったらプロに、それもaini内で、さらに三浦半島内でということで

ヒゲとよさんにお願いしたのです。


当日は本格的な設備で、さらに要点をまとめた資料をお見せいただきつつ、火起こしからしっかり教えていただきました。


道具も「これ欲しい」と思うようなものばかりで、薪もたくさん用意していただき、おそらく採算は取れないのではないかという量でした。


3時間以上、じゅうぶん燃やせるくらいの量でした。


さらに私のひとり焚き火についても、よい解決法を伝授していただき、今後の指針をいただけました。


そうこうするうちに、目の前には美しい夕景が。


一口に三浦半島の海岸の夕日と言っても、さまざまです。


晩秋には、立ち上る水蒸気も落ち着いて、クリアな夕日が望めます。


昼にバーベキューを楽しんだ家族づれの姿は見えなくなり、

代わりに少数のグループが静かに炎を囲んでいました。


日が落ちると風向きも変わります。


この日はあまり風もなく、いい焚き火日和でしたが

それでも日没後の気温の大きな変化を感じました。



海で夕日をよく見ていたはずなのに、その気温の変化を私はよくわかっていませんでした。


どうしてか・・大抵その時間帯は絵を描いていて


描きながら、波の音や光の向き、潮の香りなどはなんとなく入ってくるんですが、どうも温度の感覚には鈍感みたいです。



真冬でも、絵を描いているうちに半袖一枚になっていた、ということがよくあるもので。


さらに、びっくりするほどの深い闇が襲ってきて、そういえば海は光源がないから真っ暗になることを思い出しました。


森戸海岸などの、周囲に店舗がある海岸にばかり行っていると、自然の厳しさを忘れてしまいます。


駐車場のトイレも暗いので、懐中電灯をお借りしてしまいました。


やはり自然に親しむ際は、それなりの準備と心構えが必要ですね。


おかげさまで、ほぼ3時間ゆっくり焚き火を楽しませていただきました。



マシュマロなどを持参されて、炙って楽しむ方もいらっしゃるそうですが、

私はウイング久里浜で買った2種類の線香花火(日本製)を持参しました。


火の玉がすぐ落ちてしまうので、写真を撮る余裕がありませんでしたが

久々に童心に返りました。


帰路、心地よい疲れを感じながら、そういえば遠足って少し疲れて帰って、よく眠れるものだったよな、と思い出しました。


近辺、あまり店らしいものが見当たらず、帰りはバスを乗り継いで秋谷のマーロウに寄り、地魚を食べて帰りました。


また近辺には「ソレイユの丘」などもあります。


三崎口駅周辺もあまり店などはないので、バスを乗り継いで三崎港に行くか

京急で久里浜や横須賀などの大きい駅に移って買い物や飲食をした方がいいように思います。



なお、1人でも焚き火に参加させていただける

ソロ焚き火体験(お一人様で貸し切り)

https://helloaini.com/travels/32228

という体験も開始されたようです。



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