心にも体にもどこか優しい味のチヒルトゥマ・スープ
2022/1/19(水)
寒い日にちが続いているため体をあたためるジョージア(グルジア)料理の「チヒルトゥマ」というスープを紹介します。
ジョージア料理では最もあっさりしたものの一つだと思います。
鶏肉の旨味が染み出したスープは、心にも体にもどこか優しい味です。
全土で食べられるスープで、「二日酔いの朝にはこれ!」としておじさんたちに愛されています。
鶏肉を長時間煮込んだスープに卵を加えて黄色っぽい色味を出したもので、スパイスの量も控えめです。適度に酸味の利いた、まろやかな味わいのスープです。
特徴は、卵が細かく溶け込んだ白濁状のスープということ。
材料
鶏肉 500gr
玉ねぎ 2個
卵 4個
バター 20gr
バルザミコ酢 大さじ1/2杯 (レモン、酢 OK)刻んだニンニク 3片 (なくてもおいしい)塩・胡椒 適量刻んだコリアンダー 適量 (なくてもおいしい)
作り方
鶏肉を大きめにカットして、水が入った2L鍋に入れ、柔らかくなるまで茹でる。茹で上がった鶏肉を取り出して、ブイヨンを弱火にかける。
フライパンでバターを溶かし、スライスした玉ねぎを炒める。炒めた玉ねぎをブイヨンに戻す。スープのコクを出したかったら玉ねぎを炒めるとき小麦粉大匙1-2を加える。
他のホウルで卵、バルザミコ酢、ニンニク、塩・胡椒をよく泡立てる。鍋で沸いているブイヨンをよく混ぜながら、出来上がった卵容態をゆっくり丁寧に流し込む。鶏肉をスープに戻し、温める。
スープを器に移し、刻んだコリアンダーを盛り付ける。