渋谷駅をご案内して思ったこと

2022/1/15(土)

工事中の渋谷駅をご案内しました。質問をいただくといろいろなことに気づきます。関心の対象はゲストによってさまざまでしょうが、その幅の広いことが渋谷なのだと思います。教えていただくことも少なくありません。


ヒカリエデッキがヒカリエの横、銀座線の線路の上に昨年7月にオープンしています。そこに大きな壁画があって、作者は大野智史と書かれていました。嵐のリーダーだった大野智が嵐をやめて画家になったようだと、解説をしてしまいましが、間違いでした。1980年生まれというところも一緒なのでややこしいですね。そういう時はすぐスマホで確認になくては、と反省です。いずれにしても、目立たない場所の壁画です。


一方、岡本太郎の巨大壁画は目立つ場所にありますが、そこに解説のないのが残念です。ガイドが説明すべきなのでしょうが、時間がありません。反対側は世界に知られる日本の映像となったスクランブル交差点です。そして将来ここはこうなる、と渋谷駅の完成図で説明をしなくてはなりません。

日々工事が進み変わっていく渋谷駅ですが、お話しなくてはならないことをどうまとめるかが課題です。


渋谷駅のすごさは日本を代表する建築家の作品が並ぶことです。東横・副都心線駅地宙船の安藤忠雄、スクランブルスクエア東棟下層階の隈研吾、桜丘口地区の古谷誠章、JR渋谷駅またぐ連絡通路の妹島和世、といった具合です。それがどのようなプロセスで2027年に完成した形になるのか、ということがホストの関心事なのですが、それだけでは不十分です。それにより、渋谷駅は他とどうちがうのか、ということになります。

東京駅、新宿駅、横浜駅。大阪駅までは知らないとしても。そしてどんな人たちがここに来るかです。


そして結論です。渋谷を裏から見てみよう!と。「裏渋谷で渋谷を考える」とでもいう体験を企画します。奥渋谷ではない裏渋谷。裏日本という言葉は使ってはいけないようですが、裏渋谷という言葉は「裏渋谷通り」と公式に名付けられています。渋谷駅と裏渋谷をご案内すれば、他の渋谷のことも分かるようになるでしょう。課題として、雨がふったらどうしよう?ということはあるのですが。。。


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