私のタイ語の勉強法
2021/11/11(木)
こんにちは。サクライチエリです。
最近、レシピ説明の時にタイ語やタイ文字についての質問をよく頂きます。
で、そういえば、私はどうやってタイ語を学んだのかなーと
思い出したことがあったので、
忘れないうちに お伝えします。(というか、自分の忘備録としてか。)
会話の基礎は、日本でも少しだけ、語学スクールのタイ語レッスンに通い、
日本で学生ビザをとり、日本人が通うタイ語学校に3カ月通いました。
当時、バンコクには、英語で教えてくれるタイ語学校や、タイ語検定対策に力を入れている学校もありましたが。
日本で申し込めて、日本で学生ビザを発行できた語学学校は、当時1校しかなかったので
他の選択肢ナシでした。
文字は 完全に独学です。
「タイ語は表音文字だから、文字を覚えれば発音や声調も理解しやすいよ」というアドバイスを頂いて
まず、日本人が「文字に見えない」という、タイ文字を覚えました。
そして、タイの最高学府、チュラロンコン大学のブックセンターに行って
絵本を買ってきました。
何冊か買った記憶はあるのですが
一番思い出深いのは
「100万回生きた猫」のタイ語訳版。
子供のころに読んだ内容がうろ覚えで読み返してみたい気持ちもあり、
異国の言葉で読んだら 自分はどんな気持ちになるのか という興味もありました。
子供向けの絵本だから、それ程難しい言葉は使われていないだろうとも 考えました。
最初はもう、辞書を呼んでいるのか絵本を読んでいるのかわからない位、首っ引きでしたが。
物語の結末を読み終えた時に涙が出たのは、 読み切る事が出来た感動だけではありませんでした。
絵本は偉大なり。
その後、機会を頂いて タイ人の絵本翻訳者さんにインタビューしたときに
気を付けていることは
「きちんとした言葉を使う」事 とのことでした。
「子どもが初めて接する言葉は、スラングとかであってはならない」
という信念で お仕事されているとのことでした。
絵本で語学学習。
ご興味持たれたら、 どうぞ 試してみてください。