着生植物(epiphytes)も元気
2021/10/19(火)
落葉(夏季緑葉)樹林の森ではもう花の季節は終わりです。やっと花のない植物にも目が向けられる季節。今日はそんなことを考えながら歩きました。木々も葉を落とし始めてだんだん空が透けて見えます。こんな季節を待ってました!と言わんばかりの着生植物たち。
コケの生えた樹幹には?
いましたね。ノキシノブの仲間らしい。こちら↓ はもっと大勢。
↓これはヒメノキシノブらしい。いままで全然見えなかったのに。登ってみるともっとよく見えます。ノキシノブの仲間は胞子で繁殖し、繁殖時には一定の水が必要ですが、ふだんは乾燥に強い。だから多少湿った木の幹なら生きていけそう。でも光合成するのにやっぱり太陽の光は欲しいよね。
目立たなくてもあらゆるところで生活する様々な地球の仲間たちのこと、もっとよく、深く考えて生きたいと思います。皆互いにかかわりあって生きています。都会で生活していても時にはこうして自然にじかに触れる時間は必要かもしれません。生き物としての感覚を忘れないために。これってオンラインではできないことのひとつ。来年ご一緒出来る仲間がいたらうれしいな。