【気軽に楽しむ山城ハイク】 第2弾 三田谷大通信網の謎~柚木要害山・天狗岩(長淵丘陵)を歩く~

体験できること

【体験できること】 🔎目からウロコ😮の歴史系ウォーキングセミナー
🔵馴染みのハイキングコースに、歴史的な視点を加えて、今までと一味違う新しい発見を❗❗😀
🔵戦国の武士たちが敵とどう戦ったのか、戦うつもりだったのか、現地で地形や城のつくりを見ながら推理することで、地域の歴史を臨場感をもって味わうことができます。


【セミナーの概要】 ⚔️『戦国時代の青梅と国衆三田氏シリーズ』三部作の第2弾。
戦国時代に杣保(そまのほ)*を支配していた国衆(くにしゅう)*三田氏が、八王子および小田原から攻めて来る北条氏に対抗するために、本拠地二俣尾から多摩川をはさんだ向こう岸の長淵丘陵をどのように活用していたのか、実際に歩いてその戦略を探ります。


【詳しい説明】
長淵丘陵(長淵山)は、青梅丘陵と並んで人気のハイキングコースです。赤ぼっこや天狗岩など、支尾根から迫り出した岩山からの風景はなかなかの見ごたえがあります。そんな長淵丘陵は、三田氏の支配領域であった杣保の南端に位置し、相模国を本拠とする関東最大の戦国大名北条氏の勢力と境をなしていました。最終的に北条軍は、梅ヶ谷峠(うめがたとうげ)から三田谷*に侵攻し、軍畑で多摩川を越えて辛垣城に迫りました。
通常、領主どうしの決戦となればこうした領域の境目となる峠道で激しい攻防が繰り広げられるはずですが、残念ながらこの時の様子は明らかになっていません。しかしながら、梅ヶ谷峠は三田谷側の標高が高く、左右を急峻な崖に挟まれたボトルネックとなっていて、小勢が大軍を迎え撃つには絶好の場所であり、守る三田氏にとって戦略上非常に重要な場所であったことは間違いありません。
ではこの長淵丘陵は三田氏にとってどんな役割を果たしていたのか❓❗🤔
実際に歩いてみると、迎撃だけではないある重要な機能をもっていたことが分かります。
ウォーキングセミナーでは、丘陵の要害山および稜線上のポイントをめぐり、そこからの景色や地形、街道や主要施設との位置関係を確認しながらその謎に迫ります。


【📝用語の説明】
*杣保(そまのほ)・・・武蔵国の「杣山の保」という意味で、その範囲は大体、現在の奥多摩町、青梅市と飯能市にあたります。「杣山(そまやま)」とは、一般に古代の国衙(こくが)が、庁舎や国分寺などの用材その他の資源を調達するために所有していた山林のことをいい、「保(ほ)」とは、もともと官有地で一定の財物や産出品を国衙等に納めることを条件に、地域の有力者に領有を認めた土地をあらわします。三田氏は遅くとも室町時代の半ばには杣保の領主であったと考えられています。
*国衆(くにしゅう)・・・在地の小領主。室町時代、京都や鎌倉に常駐していた有力大名と異なり、地域に根付いて比較的小さな領域を治めていた武士。国人(こくじん)ともいいます。
*三田谷(みただに)・・・広義の多摩川上流域一帯をさします。三田氏が領有していた「杣保」が公的な名称とすれば、「三田谷」は通称といえます。
*鎌倉街道秩父道(かまくらかいどうちちぶみち)・・・中世、関東の武士たちが「いざ鎌倉」と言って鎌倉幕府に駆けつけるために作られた幹線道路。鎌倉を起点に関東の主要地を結ぶ4本の大道が放射状に延びていました。その最も西に位置し、町田・八王子西部・青梅・名栗・秩父を通過する秩父道は、別名「山ノ道」ともいいました。沿道には秩父氏出身の有力御家人畠山重忠(はたけやましげただ)の伝説が数多く残ります。


🔍見どころ
要害山・・・長淵丘陵の最高峰(414m)。梅ヶ谷峠から登るルートは相当な急登で、三田谷側からのルートも迂回路で直登を許しません。
赤ぼっこ・・・馬引沢峠を監視するには格好のポイント。
天狗岩・・・本ツアーのメインスポット。三田谷を一望、多摩川対岸の青梅丘陵はもちろん、西側の愛宕尾根、さらには日の出山頂もよく見えます。はたして、それらの意味するところは・・・?!


【コース紹介】
宮ノ平駅前広場🚻―(和田橋)―(旧徳昌寺東側登山口より入山)―要害山―天狗岩―赤ぼっこ🍙―(要害山)―(愛宕山分岐点)---オプション:愛宕神社跡---(愛宕山分岐点)―(丘陵入口)―(和田橋)―宮ノ平駅🚻

🚻トイレあり 🍙はお昼休憩 ()は通過点


【距離と所要時間】
宮ノ平駅前広場から丘陵入口まで・・・約1.6km・およそ1時間(出発前オリエンテーション含む)
丘陵内・・・約5km・およそ4時間、オプション※含めるとプラス1km・1時間
全行程、休憩時間あわせて、約6.6km・およそ5時間(OP含め約7.6km・およそ6時間)のコースです。

※オプションは、途中難所があるため、当日の路面状況およびセミナーの進行状況を考慮し、
 ご参加の皆さまとご相談の上、決めさせていただきます。
→2023年4月9日現在、難所が解消されていました!梅ヶ谷峠を眼下に見下ろす地点=急登頂上まで行けます。


【集合時間】
当日午前9時


【解散時間】
午後3時頃(多少伸びる可能性あり)


【料金に含まれるもの】
ガイド料金
資料代


【⚠注意点】
基本的なハイキングの装備をお願いします(特に踏ん張りのきく靴必須です)。
丘陵内(約5時間)はトイレはありません。
ランチおよび飲料は各自ご用意ください。
集合場所までの交通費は各自ご負担ください。
周辺に駐車場はございません。


☆彡ホストよりひと言🤠
本セミナーは、「第1弾 北条氏vs三田氏~激闘辛垣城~」の続編です。
本セミナーのみのご参加でもお楽しみいただけるように工夫はしておりますが、
出来ましたら先に第1弾にご参加いただいてからの方がより面白みが深まるものと思います。

テーマにご興味のある方は、事前に動画をご視聴いただければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=lL7VDGKTHjM

【関連セミナー】 戦国時代の青梅と国衆三田氏シリーズ
第1弾 北条氏vs三田氏~激闘辛垣城~桝形山城・辛垣城(青梅丘陵)を歩く~
https://helloaini.com/travels/43071

第3弾 解明!カラカイノ南ノ山の賦~御岳山・日の出山(愛宕尾根)を歩く~ 
https://helloaini.com/travels/43269

注意事項

必ずお読みの上、ご参加ください

基本的なハイキングの装備をお願いします。
丘陵内(約5時間)はトイレはありません。
ランチおよび飲料は各自ご用意ください。
集合場所までの交通費は各自ご負担ください。
周辺に駐車場はございません。

ホストの たいやきジロー について

直近の体験開催情報

体験詳細情報

料金

大人
3,000円

※料金は単価です。
※実際のお支払金額にはサービス手数料が追加されます。
※すべての体験にainiケア制度が適用されます。
※お支払い合計額は予約画面でご確認ください。

開催確定期限

7日前の17時

開催日によって異なる場合があります。

開催確定期限まで無料でキャンセルできます。以降のキャンセルは手数料として全額ご負担いただきます。キャンセルについて

開催成立人数

2人

開催日によって異なる場合があります。

開催確定期限に成立人数に満たない場合、体験は中止されます。

体験の時間

約6時間(前後する場合があります)

雨天時の開催

雨天中止

※雨天時の対応の詳細はこちら

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