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今回ご紹介したいのはロシア料理です。
ロシアの黒パンといえば、食べた人がみな、口をそろえておいしいと絶賛するパン。黒い色は主原料となっているライ麦の色で、ライ麦は食物繊維やビタミンなど栄養が豊富に含まれるため、健康効果が見直されている食材のひとつです。ボロディンスキーは最もポピュラーなライ麦パンのブランドで、ライ麦モルトを使用し、じっくり長い時間をかけて発酵させる伝統のレシピで作られています。旧ソ連では毎日のように食べられています。重みがあり、かっちりとしたパンで、日本のフワフワのパンとはまったく別です。パンの上にはプチプチとしたスパイスのコリアンダーがのっています。ちなみに、家の孫はコリアンダーをとりのぞいてから食べています。
ボロシンスキーパンに合う料理もご用意しました。
まず、「茄子のいくら」
イクラは魚からしか採れないと思ったら大間違いです。ズッキーニやナスから作ることもできるのです。食卓の定番料理でパンにのせてよく食べます。瓶詰めにして冬でも食べます。多くの人にとって、缶詰の野菜イクラの味は子供時代の思い出を呼び起こすもので、家でお母さんが作るものより缶詰を好む人も少なくありません。
ではなぜ「イクラ」なのだろう。ロシア語の「イクラ」(“ikra”)は、この料理の調理法と関わりのある動詞「切る」(“kroit’”)や名詞「ふち」(“kray”)と同じ語根を持っています。イクラを取り出すためには鮭を切らなければならないが、茄子のイクラを作るためにも茄子を切る必要があります。これを踏まえロシア語辞典では、イクラについて「魚卵」以外にもう一つ、次のような定義が与えられています。「野菜やキノコ、植物を細かく刻んで作る料理。」例えばキノコ・イクラは何世紀もの間ロシアの台所で作られてきました。
次はレンズ豆のスープ
ロシア料理と言うよりロシアの家庭でよく作られる乾燥エンドウ豆を使ったスープです。お肉、野菜いっぱい入っていて体を温まるおふくろ味です。
その他にサラダとデザートは当日の楽しみにしましょう。
黒パンは試食用に作りますし、その他、ご自分で作ったパンをお持ち帰りできます。
【レシピ】
=== Компот с вином(赤ワイン入りコンポート (ホット若しくはコールド))
フルーツが香る赤いワイン入りコンポート
=== Гороховый суп (エンドウ豆のスープ)
ウズベキスタンのお母さん作るエンドウ豆のスープ、家庭味でお肉、野菜たっぷり入っていて美味しいスープ
=== Баклажановая икра (茄子のイクラ)
茄子、玉ねぎ、トマトで作るベジイクラ、冷蔵庫で保管でき、パンにのせて朝ごはんにでも食べましょう
=== Салат (サラダ)
当日の楽しみ
=== Бородинский хлеб (ボロディンスキーライ麦パン)
ライムギ、モルト等で作るこだわりのパン
=== Десерт (デザート)
当日の楽しみ
=== Вино ワイン(未開栓のものを用意します)
ワイン(未開栓のものを用意します)
=== Чай (紅茶)
食後は紅茶で