雨の日に元気なのは. . . (２)

コケやシダをもう少し載せる前に、雨期の6月に咲くもう一つのピンクの花。ベニバナヤマシャクヤクです。

花を拡大するとこんな感じ。

さて、せっかくの雨期なのでコケやシダをもうちょっとだけ。このビンの中のコケとシダ。2週間ほど蓋をしたまま水もやらなかったのですが、元気です。内部の水分だけで生きていられたということ。すごいな。

コケとシダ、似ている点のひとつは、どちらも地上に顔を出しているのは普通は葉の部分だけということ。それじゃあ、茎みたいなのは何？実は自然自身はそんなにはっきり分類したり、定義したりしていないかもしれない (Nature may not have hard-and-fast rules) のです。だから素朴な知りたがり屋になるときっと面白いことがたくさん見つかるはず。

このシダ、クモノスシダ（walking fern）は水をあげ忘れても簡単には枯れないシダ。「私はいい加減だから、いままで何回鉢植えの花を枯らしたかわからない」と言う人にも付き合ってくれるシダです。私自身は庭に生えていたクモノスシダを増やしています。

胞子での有性生殖以外に葉の先から出る無性芽でも増殖します。↓写真の中央下部に小さな無性芽が。