サンショウバラのツボミが見えてきました！

開花まであと半月、やっとツボミがツボミと分かるようになりました。「もう咲いてもいいよ！」とフロリゲンの指示が出たようです。植物が環境を察知して行動する仕組みは外からは見えないけれど実に緻密。サンショウバラはツボミもトゲで厳重に守られています。

肥料は一切やっていないし、ともかく自然のまま。だからやっぱり育つのは遅い。花をつけられるように成長するまで何年も何年もじっと待ちます。今年は今の所7本の木にツボミが見えています。花はまだだけれど待ちきれずサンショウバラのカードを作りました。たまたま立ち寄ってくれた友達にあげるのが楽しみ。今年は多分偶然でも立ち寄る人はいないでしょう。だからここでご紹介します。

サンショウバラの後を追うようにして咲くのがヒメシャラ。ヒメシャラは神奈川県以西の日本で見られる木で、ナツツバキの仲間。ヒメシャラもたくさんのツボミをつけています。昨年はあまり花をつけずエネルギーを温存したせいか、今年は花が沢山咲くこと間違いなし。このような年ごとの豊凶調節も植物は巧みです。これも焦ってカードを作ってしまいました。「ヒメシャラが咲きました」とお知らせするために。