1周年企画③愛されるオンラインスナックの作り方<中編>
2021/4/27(火)
宮城からこんばんは。まゆまゆです。昨日に引き続きTABICA/オンラインスナック1周年を振り返りながら、愛される!?オンラインスナックの作り方<中編>をお届けします。
オンライン体験のホストをやっている方や、これからやってみたい方、リアル体験と合わせてオンラインできっかけを作りたい方にも参考になれば幸いです。
前編では、オンラインスナックとは何か、なぜはじめたか、オンラインスナックを作り方までをご説明してみました。
音声配信のstandfmでも声でポイントだけお話しています。
https://stand.fm/episodes/6086c74aaa63e594b5d3d8a9
オンラインだから初期投資も少なく、ちょっとの勇気で気軽に始められる体験の1つだと思います。
雑談という余白の時間、毎回来るゲストさんによる相乗効果が魅力ですし、私が続けられている理由の1つかなと思います。
さて、本日の<中編>では、作るのは簡単ですが、ゲストさんが何度も来てくださったりと続けていくとために、「飲んで雑談する」だけのシンプルな場を、どうやって楽しと感じてもらうか、その工夫についてシェアしてみます。
あくまで、私のやり方なので、ぜひ皆さんの工夫されているところがあったら、コメントなどで教えてくださいね♪
1.リアルとオンラインのコミュニケーションの違いを理解する
オンラインスナックを始めた当初は、全く知らない人がZoomの小窓の範囲しか見えなくて、毎回すごく緊張していました。
知らない人楽しめる一期一会の場とうたっているものの、実際はドキドキです!!
例えば、オンライン体験でで気を付けるといいことは以下の通りです。
・具体的に明確に話さない誤解が生じやすい(名前を呼ぶ、主語述語を明確にするなど)
・チャット、画面共有、ホワイトボードなど、色々なコミュニケーションツールがある(使えるものは活かす!)
※ちなみに、最初の頃、オンラインカラオケとかもやってみたりしました笑
・相手は自分と同じものを見ていないことを意識する(ゲスト画面とホスト画面や環境が違うので、説明時やトラブル対応時はゲストさん目線に合わせて話す)
2.来た人が出来るだけ全員話せるように場を調整する
目的を特に持たない雑談の場ではありますが、「楽しんで帰ってもらう」を大きなゴールにしています。
しかも、「楽しい」って抽象的で、人によってさまざまです。
話したい人もいれば、あまり話さなくても満足の方もいる。こちらの話を聴きたい方もいる。
でも、そんなの魔法でも使わないと分からないですよね・・・。
魔法とまではいかなくても、「観察」と「質問」でゲストさんが何を求めているかがある程度わかってきます。
・どんなことに興味がありそうなのかな?とプロフなどあれば事前に確認しておきます。
・自己紹介を簡単にしていただいて、そこから趣味や好きなことの話を広げます。
・どうやって興味持ってくれたか?などを冒頭に質問して、期待値を確認する。今日の疲れ度合いとか気分とか最近どう?とか。
その日の状態やゲストさんのトーンに合わせて、ゆっくりしたり、ワイワイしたり、しみじみしたり、愚痴をじっくり聞いたり。
その方が使う言葉や表情、声のトーンに向き合うと自然と何が必要か分かってくるんですよね。
ここでのポイントは、自分のジャッジは横におくことです。(自分は良く知らないし興味ないな、ではなく、知らないから聞いてみよう!と切り替える)
「話を聴く」の中には、単に「話し声を聞く」だけでけではなく、否定せずにまずは受容する、質問して理解する、共感を示すなどのことも含まれています。
質問をするすることで、ゲストさんもどんどん話下さるので、そうするとどんどん盛り上がってきます。
オンラインにおいては、名前を読んで指名したり、話を振るようにしています。
Zoomだとどうしても1対1でないと声がかぶるってしまうのも1つの理由ですが、ゲストさんの性格やスタイルによって、話の分量も変わってきます。
1名の方だけが話すことがないように、静かにしている方の名前を読んで質問してみたりします。
とはいえ、話し続けていた人も途中で遮られるのも嫌な気持ちにならないように、話を積み上げるように振るようにしています。
○○さんが説明してくれたこと、△△どう思いますか?知っていましたか?のような感じです。
点と点を言葉でつなぐイメージです。そうすることで、思わぬ相乗効果が生まれたります。
ゲストさんから他のゲストさんにどんどん聞いていただいたりする流れができると、
とはいえ、私も完ぺきではないので、多くの場合、ゲストさんにも助けられていることが多くて・・・私よりもママ力がある方がたくさんいらっしゃる気がします(笑)
期待を確認し、様子を「観察」し、「質問」しながら、ゲストさんが全員話せるように点と点をつなげる。
これが私なりのオンラインスナックのママの役割だと思いますし、工夫している点かなと思います。
3.Zoomのテクニカルな問題への対処に慣れる
3つ目は、オンラインでは避けて通れない、Zoomの問題対処に慣れることです。
私もZoomのことを、「ゾーム」と思っていたほどのアナログでしたが、慣れと試行錯誤で普通に使えるようになりました。
1年前に本業の仕事でで初めてZoomを使った際に、信じられない事件がありました。
なんと、1時間のセッションで45分入れない参加者の方がいました。
原因は、知らない間に違うオフィスに移動されていて、セキュリティに引っかかってしまったこと。事前に案内し接続テストも見ていなかったそうです。
初のZoomできつい洗礼をうけてしまいました。
これ以降、オンラインはまずは入れないと何もできない!を肝に銘じてきました。
だいぶ最近は慣れてきた方が多いですが、初めて使う方もまだいらっしゃると思います。
まずは、スムーズに入って頂くために、初めての方にはZoomの使用経験の有無をきいて、設定からの方に以下をご案内しています。
・当日ではなく、事前のメールやりとりで入室できる状態までに設定準備してもらう
・サブ機でゲストとして自分も入っておいて、ゲスト側からの操作がどう見えるか慣れるまで確認しておく
・よくある接続トラブルの対処方法を調べておくことと焦らない
こちらのマニュアルは全体を網羅していてよく参照しました。
https://zoomy.info/zoom_perfect_manual/
とはいえ・・・いくら準備していても、慣れてきても、予想外のことが起こったりします。
そんなときは、なんとかなる!と思って、その時にできるベストな方法を考えます。
そういう気持ちで臨むのも大事だし、ゲストさんで詳しい方がいたら助けてもらいます。
ホスト側で頑張っても、ゲストさん側の環境で起こる場合もありますので、
注意喚起や説明はしつつも、お互いの責任というのがオンラインになってから意識してもらう必要があります。
なので、押しつけがましくならないように以下を心掛けています。
・体験ページの注意事項、連絡メールに注意事項はリマインドする
・万が一の場合、どうするか、想定して考えておく(例えば、開始15分までr連絡なしで入室されない場合はキャンセルとするなど)
4.前後のコミュニケーションをできるだけ丁寧にする
オンライン体験もリアルもそうだと思いますが、来ていただいた1時間はもちろん、その前後のコミュニケーションを丁寧にするようにしました。
オンラインスナック初期の頃は、開催前に事前にグループ内で自己紹介をしてもらったりしていました。
そうすることで、参加している人同士もどんな人が来るのか少しわかり、趣味や共通の話題などもふりやすかったかなと思います。
オンラインスナック以外の旅行や企画作りの体験でも、事前に何を知りたいか、何を困っているかを聴くようにしています。
そうることで、体験内容への期待のズレがないかを最初に確認したりできます。
あとは、3でも書いたように、Zoom初めての方にはフォローするようにしています。
「+」も大事ですが、不安な気持ちを払拭するといった、リスクの「ー」引き算も当日楽しんでもらうために必要な要素かな。
そして、開催直後にお礼の気持ちをできるだけ早く伝えること。コメントやレビューを頂くことで、私もその場がどうだったか振り返りができます。
とはいえ、サイトで申し込みも簡単にできるようになったので、特に連絡に対してのメッセージも返信もないゲストさんもいらっしゃいます。
それはそれでも、当日問題なく来て下さればいいのかなとおもったり。
私側では、ゲストさん目線で、事前・当日・事後のタイミングでどんな気持ちや感情でいるかを想像して、
事前に準備や確認できることを先にしておき、最中の時間を最大限楽しんでもらい、事後にお礼をする。
当たり前ですが、ゲストさんの旅のトータル体験をデザインするのが「おもてなし」かなと思っています。
とういうことで、今日は1年を振り返りながら、ただ、「飲んで雑談する」というオンラインスナックの場を楽しくするための工夫を書いてみました。
皆さんの何かの参考になれば、幸いです。
さて、いよいよ明日の1周年!最後の「後編」はオンラインスナックやTABICAをやって人生が変わったことについて振り返ってみたいと思います。
今日お話ししたようなことは、以下の体験でも詳しくカバーしています。
オンライン体験のホストをやってみたいなと思う方がいたら、よろしければぜひ!祝日・GWの日程も追加しました。リクエスト開催もお受けしています。
1周年限定のオンラインスナック、4/28は満員、4/29 20:00~残席2となりました!
よろしれば、ぜひぜひ。
参加予定のゲストさんからの浴衣とコスプレへの期待が高まっており、少し汗💦しております・・・笑
それでは、また!
まゆまゆ