バリスタがバリスタと行くコーヒーショップツアー

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３月の晴れた日、バリスタの友人が予約してくれて、念願の《KOFFEE MAMEYA KAKERU》に行ってきました。

完全予約制のコーヒーバー。

コース仕立てで提供されるコーヒーたち。

コーヒーとひとくちに言うても、これだけの可能性があって、それにこれだけの専門性が伴うとこうなるのかーーー！

っていう感じでした。

どんな農園の豆をどんなロースターが焼いて、なぜこんなふうに演出するのか、っていう流れの全ての疑問に説明をしてもらえるという安心感。

空間の放つ意志のようなものが感じられる。

意外性イコール新しさではないものの、まだ日本ではめずらしい素材を積極的に取り入れた提案がすばらしい。

かたすぎず、ゆるすぎない極上のプリンのようなバランスの上に成り立つコミュニケーションはまさにプロフェッショナルで

バリスタがカジュアルすぎたり、かっちりしすぎたりしている、と感じるお店がたまにあるけど、

それはお店の雰囲気に対してどちらかにズレているから《〜すぎ》という印象になるのであって、店の主張と個体の表現がしっかり合っていると、相手に正解、という印象をあたえるんだなーと。

この日は朝に2件のコーヒーショップをまわってからのマメヤで、そんな飲めるのかなと懸念してたものの、コースで飲ませる体験全体のクオリティが本当にすごい。

あと、世界から見たときに、この突き詰めかた、ホスピタリティのスタイルは日本独自と映るんじゃないかとおもいました。

表参道コーヒーの時代から受け継がれている視野の広さと矜持のようなもの。

海外のスタイルを再現するのは簡単だけど、自分たちの独自性と融合させてバランスをとっていくというのは本当にすごいことだとおもいます。

自分たちが信頼できるロースターだけとやりとりし、自家焙煎を「やらない」こだわり。

その潔さが何より惚れ惚れしますね。

終わってみれば2時間超のコーヒー体験。

最後はやっぱりビールを飲みに行きました。笑

学びは自分が主催する体験の場で還元していきたいとおもいます☺︎

次の体験はこちら。

興味ある方はぜひ、朝ごはんやコーヒーの話をしにきてください☺︎