災害と写真の断捨離
2021/3/14(日)
こんにちはヽ(´▽`)ノ
突然失礼します。
こちらは約20年前のうちの息子の写真です。
散髪のbeforeafterです。
右の写真のしたの方に日付が入っているのがお分かりでしょうか。そうです、こちらはフィルムの写真なんです。
どうしてこのような写真を載せたのかというと、写真の断捨離について書きたかったからなんです。
大雨で近所の川が氾濫寸前になり、夜中に避難したことが過去にありました。川の様子を気にしながら、心の準備をしての避難です。
人生初の避難でした。
避難袋は以前から用意してありました。
階段の下から二段目三段目辺りのカーブしていて板の面積の大きいところに、家族分のリュックを置いてありました。
それを持って市の施設へ避難しました。
今から思えば、地形を調べてとりあえず市外へ避難してもよかったのかなとも思います。まずは「命を守る行動」ですから。ですからその時に思い出の物を持っていこうとはこれっぽっちも思いませんでした。
「あなたがいればそれだけでいい」
避難するときって本当にこれだけなんです。
連絡をとったり情報を得るためのスマホは持っていくのに、お水や乾パンは持っていくのに、思い出の物はたくさんは持っていけないんです。手に持てるものは本当に少しだけなんです。
そんなことがあり、その後、写真の断捨離をすることにしました。
1枚1枚眺めているととても手離しがたくなるし、泣けてきたりもします。
でもたくさん持っていても仕方ないので、処分しました。そして更にお気に入りの写真をスマホに撮りました。写真を写真に撮ったのです。なぜかというとスマホは必ず持って避難しますから。
上記の写真もスマホに撮りました。
フィルムの写真はこの方法でだいぶ減らしました。大きくなった子どもはすでに昔の自分の写真にあまり興味を示さず、親の気持ち次第の断捨離になりました。
例えば、運動会。私はどんな競技に出たというよりもその年のその時の子供の笑顔が見られればそれでいい。そんな感じの基準で写真を選びました。
避難してもしかしたらもう家に戻れないかもしれない。当たり前のことが当たり前でなくなることもある。
少し怖いですが、そんなことを考えながら断捨離するのもよいかと思います。
最後に1つ。
私は、家族全員の保険証を1枚にまとめてコピーしたものを、それぞれのリュックに入れています。「もしも」「何かの時」のために。そこまでする必要もないのかもしれませんが、リュック1つをやっと持ち出せた、というような避難ももしかしたらあるかもしれません。紙1枚なのでかさばりませんしf(^^;
長くなりましたので今回はこの辺で。
それではまた( ´∀`)