クロバー
2021/3/3(水)
カレンダーが3月に変わったら、本屋さんのハンドメイドコーナーも編み物本に代わり洋裁本の新刊が並び始めました。
春だ春だ、春が来た~♪(←単純)
さて、カメラ好きならキヤノンやタムロン、模型好きならタミヤといったように、趣味の世界にもそれぞれ代表的なメーカーがあるものです。
ソーイング業界の場合、職業用ミシンならJUKI、ミシン糸ならシャッペスパン(フジックス)、ミシン針ならオルガンあたりが有名どころ。
そして、はさみやまち針など裁縫道具で圧倒的シェアを誇るのが、クロバー(←クローバーにあらず)というメーカーです。
縫い物や編み物をしている人で、クロバーの製品を持っていない人っているのでしょうか。
かくいう私も、気がつけば道具類に占める「クロバー度」はかなり高いです。
そりゃもういろいろ持ってますが、最近特にお気に入りなのがカーブ定規です。
例によって(?)日暮里繊維街で見かけてつい買ってしまったのですが、これが便利!
洋服の型紙は、肩や脇以外はほぼ曲線です。
型紙を写したり縫い代をつけるのに、今までは直線定規を小刻みに動かしながら線を引いていました。
それがこのカーブ定規を使えば、滑らかな曲線が難なくすーっと引けるのです。
あまりの便利さに、初めて使った時は「なぜもっと早く買わなかったのだろう」と、激しく自分を責めました(笑)。
定規は急カーブとゆるカーブの2種類に、ミニサイズの直線定規がついた3点セット。
これらを収納するプラケースもついています。
こういう「かゆいところに手が届く」親切設計、いかにも日本のメーカーという感じですが、はじめは「必要ないし」と思っていました。
しかしいざ使ってみると、直線定規はちょこっと直線を引きたい時(が結構ある)に便利だし、ケースにまとめておけばワンアクションで手に取れるし、あるとないとでは大違いでした。
かゆいと思ってなかったけど実はかゆかった、それもかなりかゆかった!ということがわかり、毎回使うたび「さすがクロバー、気がきくなあ💓」と感心しています。
裁縫道具もちょっぴりお安く買える日暮里繊維街。
まずはオンラインで街歩きを楽しんでみませんか?