ラブコメ映画は嫌いなのだが

2021/2/17(水)

こんにちは!


先日、ラブコメ嫌いの主人公がラブコメの世界に紛れ込む映画「ロマンティックじゃないの?」を見た。その映画で、ラブコメ嫌いの主人公が指摘するラブコメあるあるのほとんどが、そのまんま出てくる映画「13 ラブ 30」を今日、見た。


ラブコメあるあるとは、朝起きた時に化粧バッチリ、家のクローゼットには靴や服が倉庫のように揃っている、同僚と敵対、クライマックスで雨が降る、5匹ぐらい犬を連れて散歩する歩行者がいる、ダンスシーンがある、結婚式に乱入。これらがすべて盛り込まれている。


「13 ラブ 30」を見ながら、来た!ラブコメあるあると見ていて楽しい!そして、私もラブコメ嫌いだが「13 ラブ 30」は、ラブコメとしてオススメと思う。


おすすめの主な理由はふたつ。ひとつは時代設定が1980年代前半で、その当時のヒット曲がバンバン流れる。もうひとつは、私の好きなタイムスリップものだからだ。


「13 ラブ 30」のあらすじ


13歳の主人公ジェナは、学校のイケてる6人組女子に憧れている。ご近所で幼馴染の冴えない少年マットとはいつも一緒で仲がよい。ファッション雑誌の自立して自由な30歳モデルに憧れる。


あることから、突如、13歳のジェナは、30歳のジェナとして、朝、目覚める。そこは、憧れていた自由で奔放な30歳の自分がいる。NYCで、その雑誌の編集をしている。


パニックになるジェナ。仕事のトラブルもある中、マットを探してもらい、昔のように頼るジェナ。別の人と結婚目前のマット。仕事のトラブルもマットと共に解決。本当に大切な人が分かったジェナが取った行動は?!



感想(多少、ネタバレ)


面白いのは、30歳の世界で、ジェナはマットから、憧れていた6人組(性格も素行も悪そうな女の子グループ)に入ったことを聞く。結果、順調に悪い大人に成長している。仕事でも、家族とも、そして、最愛のマットに対しても。


この映画の良いところは、13歳の子供が、このまま成長した場合の30歳の自分を体験出来ること。反省もする。そして、元の世界に戻れたらどうするか?決まっている。人生をやり直す。


やはり、未来の自分が見えるのはありがたい。占いとかが流行るのは、この「13 ラブ 30」のように、将来を知ることで、間違った選択を避けようとする心理があるのかもしれない。


気楽なラブコメ映画を楽しみたかったら「ロマンティックじゃない?」「13 ラブ 30」の順番で見るのがベストだと思う。両方とも短い映画なのが良い!


音楽


この映画の主人公は、1980年代前半のベストヒットUSA常連のリック・スプリングフィールドのファン。「ジェシーズ・ガール」が2回流れる。マドンナの「クレイジー・フォー・ユー」やマイケルの「スリラー」も2回。良い場面で流れるビリー・ジョエルの「ウィーン」が効いている。


お知らせ


おじさんとラブコメ映画を語るのは微妙と思いますが、この週末は、久々「オンライン読書会+映画もね!」開催予定です。

「オンライン癒し系ホストと何でも語れる会」も空いてますよ〜


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