横浜「野毛」最新状況報告!

2021/1/22(金)

こんにちは!


野毛は「はしご酒ツアー」を提供するくらい一通り人気店は知っている。そう言いながら、前回のTABICA「野毛ツアー」で、まさかのカラオケ・スナック需要に対応しきれず、入ってはいけないようなお店に大切なゲストさんをお連れする大失態を演じたのは2ヶ月前のことだった。


個人的に、野毛は、おしゃれなお店で攻めているが、ゆっくり家庭料理を楽しめるお店と行きつけのカラオケ・スナックを見つけるのが永遠のテーマである。


今日は久々の出勤。月に一度のグローバルでの重要なオンライン会議があり、7時に出社する。グローバルのIT業界でも著名な経営者を含むこの会議で、いつの間にか、うるさいことばかり発言する日本人として認知度が上がっているのは私のことだ。


普段、在宅勤務だが、出社してもオンライン・ミーティングだけで、夕方まで会議がびっしりだ。さすがに気疲れと休憩無しで頭痛がする。飲まずにいられないとはこのことだ。


こういう時は迷わず、野毛に行く!職場に誰も居ないので、一人早退することにする。なにせ、お店は8時には閉まってしまうのだ!


行きつけになりつつある創業50年を超える名物スナックに立ち寄る約束をした。スナックの前に、ほっこりする家庭料理を食べたくなり、少し前からリストアップしているお店に行く。


金曜の17:30。さすがに、お客さんはゼロ。エビスビールのジョッキと名物オムレツと今日のオススメの焼き鮭を注文する。ビールを飲むペースが早いので、料理が出る前に、二杯目に行く。


オムレツはお好み焼きと間違えるように旨い。鮭は脂が乗っていて、ビールよりは日本酒が飲みたくなる。マスターに相談し、ここぞという銘柄をお願いする「亀齢(きれい)入魂純米生」を頂く。このペース、危険極まりない状況だ。


少し野毛の喧騒から離れたエリアにあるこのお店は、カウンターを中心に、フレンドリーなマスターもいて非常に落ち着く。マスターとの会話の中で、私がこの後、スナック「?」に行くと伝えると、マスターの親近感が倍増する。彼も「?」の常連だそうだ、しかも、スナックのママもこのお店に来るそうだ。


野毛に通うたびに分かってきたことは、お店同士で協力し合っているようだ。しかも、仲良し店舗同盟のようなものがある。マスターからママの十八番のカラオケを聞き、そそくさとスナックに向かうことにする。


「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」の川端康成の世界のように、スナックの扉を開けると見知らぬおっさんの独壇場だった。いい歳したおっさん。会社勤め経験無し、個人事務所で人事や労務関連の業務を請け負っているそうだ。私がソファーに座る前に、あれこれ上から目線の発言が矢のように飛んでくる。


まあまあ気分が悪く、このまま座らず、帰ろうと思うが、ママの顔を立てて我慢する。その後、1時間、この可哀想なおじさんの武勇伝に1対1で付き合うことになる。


おじさんが、すっかり気分が良くなるまで話を聞いてあげて、無事、帰宅して頂く(これはお客である私の仕事ではないはず)。やっとママと二人きりになる。家庭料理のマスターに聞いたママのカラオケ十八番のクイーン(Queen)をリクエスト。その前に、おじさんの話を聞きながらも、ママにも焼酎を奢る気配りは忘れてはいない。


「Don’t Stop Me Now」「Bohemian Rhapsody」「We’re the Champion」とママのフレディ・マーキュリー成り切りに目を白黒させながらも、マスクをして、さり気なく相槌を入れ、時短閉店20時を迎える。


野毛の喧騒から離れた「宮川路地」は雰囲気がある。とりあえずガキがいないのが良い


ビール党の私は、凍ったグラスに自然と凍った泡のエビスビールを二杯頂く

宴会プランも魅力的。二時間半なので、はしご酒よりは、しっぽり腰を落ち着けて飲むお客さんがターゲットのようだ

名物のオムレツ。お好み焼きとしか思えないクオリティ

本日のおすすめの中から、塩鮭の焼いたものを頂く。

ビール3杯目はやめて、マスターにオススメの日本酒を頂く、この「入魂」旨すぎて危険極まりない

華金の夜6時過ぎなのに閑古鳥の「野毛小路」

「食い物横丁」も人影見当たらず


以上、華金の17時半から20時までのはしご酒ツアーをお届けしました。コロナよ、緊急事態宣言よ、早く下火になれと心から祈る。


明日11時からの「オンライン読書会+映画もね!」はキャンセルにより、空きがあります。事前、準備不要ですので、お気軽に参加頂けたら、嬉しいです!

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