フランツ・カフカの共通のテーマとは。
2021/1/14(木)
箱のように分厚い文庫本が届いた(-_-;)
全800ページ・・・。
中身がこれまた濃い。
多和田葉子による新訳「変身(かわりみ)」
そのほかの短編がたっぷり収録されています。
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カフカの「変身」「審判」、
そして「城」を読むと
共通のテーマが見えてきました。
それは、「絶望」
「変身」では、完全に自分の居場所がなくなり
「審判」では、完全に自分が否定され
「城」では、目的地にたどり着けない・・・。
カフカは、不幸な境遇にある時に
作品を書き溜めています。
「絶望」を描くことで、
自らの不幸な境遇を叫んでいるのでしょうか。