梅雨入りの新幹線ホームに10名以上をご案内

2019/6/9(日)

【新幹線の編成を説明している写真】



土日祝日の新幹線ホームは、通常の乗降客に加えて、母子で鉄道を楽しむ「ママ鉄」「子鉄」さんや家族で新幹線を見に来る人が増えます。

特に、一番人気は 新幹線「はやぶさ」と「こまち」の“連結”車両。



このような混雑も考え、今まで、大人のための新幹線ガイドツアー(東京駅/7分間の奇跡)のコースでは、日本人にも、訪日外国人向けの他のツアーでも最大で5名しか募集・案内したことがありませんでした。

今回、以前、参加した方から、梅雨時期のグループのレクリエーションのために貸切で10名予約したいというご相談がありました。

安全性や説明の行き届き方などを考え迷いましたが、お受けすることにしました。


通常の街歩きならば10名程度は、なれてるガイドの方なら対応可能なのでしょうが、ここは新幹線ホーム。

私にとっては何もかも初めての経験。不安で、何度も下見に行きました。


結果、2つの工夫をしました。

(通常は少人数なので、説明の現場近くまで同行しますが、)一つは、ホーム上の一定の広めの場所で、予め説明してから小旗を持ってここで待っていますから、数分後、お戻り下さいと誘導しました。

お客様は、それぞれが連結部分とかを見たり、写真をとってから、すぐ近くの私のところに、しっかり戻ってきてくださいました。



これは大学生の頃、添乗員のアルバイトをしていた時、パッケージツアーで混雑している観光地の見学でやっていた方法です。

二つ目は、通常、現場を見ながら説明していた方法を、いくつかの説明用資料を用意したことです。


通常は、自作の新幹線ネットワークマップをお渡しして、これに基づき説明するのですが、今回は、予め説明用にクリアーファイルにいくつかの説明資料と、ターブレットに動画を用意しました。


そもそも、新幹線の掃除風景は外からしか見ることができないので、いつもは、現場近くで解説していました。今回は、予め動画をお見せしてからそれぞれが、現場で見学という方式をとりました。


クリアーファイルに説明用資料を用意する方式は、他のガイドの方の説明を見て、知っていましたが、実際に自身がやってみると効果絶大でした。

今後、来られる方にもこの2つの方式を続けようと思いました。


また、このツアーが終了して、2時間位で幹事の方からレビューがありました。正直、陰の努力もご評価くださったようで、とても感動しました。

嬉しいので、記念にレビュー画像も載せておきます。ありがとうございました。










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