JR東海、新幹線車内清掃を10分に短縮し増便

2019/6/6(木)

TVや様々な本で紹介されたりして、世界的に有名になった新幹線清掃員の「新幹線劇場/7分間の奇跡」は、実は「JR東日本テクノハートTESSEI」という会社の作業を指すのが一般的です。



これが有名になったのは、東京都が2014年に東京オリンピックに向けて、動画広報サイト「東京都チャンネル」で、早送りで約2分間の動画で、情報発信したのがきっかけです。

てきぱきと床を掃き、テーブルを拭く作業員たちの鮮やかで丁寧な7分間の作業。「終わると、一列になってお辞儀」「日本人の誇りと勤勉さを体現」など英語の字幕の説明が話題になりました。

実は、新幹線の清掃会社は、JR東海にもあります。

先日、これに関するニュースがありました。それは、東京駅に到着した東海道新幹線の車内清掃時間を2分程度短縮し、約10分で終えるようにするというもの。来年のダイヤ改正で「のぞみ」の運転本数を増便するため、清掃時間を短くし、到着後約17分かかっている折り返し発車までの時間を縮めるとのことでした。(おそらく東京オリンピック対策のためでしょう。)


JR東日本の新幹線清掃員のユニフォームは、黒とブルー系の二種類あります。JR東海のユニフォームは主にピンク。また、それぞれの新幹線の到着から、折返しまでの時間は若干違いがあります。また、清掃時間とそれにかかる人数も、それぞれの車両の違いにより差があります。

大人のための新幹線ガイドツアー(東京駅/7分間の奇跡)では、これら細かい情報をお伝えしながら、両方の新幹線ホームを行き来します。

これからの梅雨の時期のコースに最適です。ご参加お待ちしております。

この記事を書いたユーザー

不適切な内容を報告する