シラネセンキュウ
2020/11/13(金)
シラネセンキュウの花。
小さい花がたくさん集まって
その花束がいくつも広がって
まるで花火みたいに見えるけれど
それは逆で、花火がこういう花を
模したもの。
たくさんの花と蜜を
虫たちに大判振る舞いしてくれていて
先週は高尾山でアサギマダラという
蝶に体験中に出会えて
今大人気の鬼滅の刃に出てくるキャラクターの
胡蝶しのぶの羽織は
この蝶(かヒメアサギマダラ)
の羽の模様なんだよ、と話したら
子供たちだけでなくお母さんたちまで
大盛り上がり。
そんなアサギマダラもこれから
寒くなる前に南へ渡っていきます。
高尾山から九州や台湾まで飛ぶものも。
人間も飛行機でそのくらい飛べるけれど
化石燃料を相当量使ってのもの。
アサギマダラはこのシラネセンキュウや
アザミやセイタカアワダチソウなどの
花の蜜だけで1500kmも飛ぶ。
その方が美しいよなあと思う。
花も蝶も、その見た目だけじゃなくて
生き方も美しい。