読む旅のサプリ💊東北・美酒と食のテロワージュに参加してきた①
2020/9/24(木)
なかなか移動がまだ自由にはできないので、ちょっとした東北のお出かけ情報を発信できたらと思います。
名付けて、「読む旅のサプリ💊」です。写真と一緒に空いたお時間などに、人生の「サプリ」的に読んで楽しんで頂ければと思います。
先日、ちょっとしたツアーのお勉強、とはいえ、メインは自分が楽しむ旅でしたが、Go to キャンペーンを利用して、きき酒師の方がご案内して下さり、石巻市のお米農家、漁業では神経締めという付加価値をして全国の飲食店から引っ張りだこの方、酒造さんに直接会ってお話を聴く旅のツアーに参加してきました。
仙台市の「東北の美酒と食に着目したツーリズム推進事業」の中に、
「東北・美酒と食のテロワージュ」という事業があり、今回はその中の一環で実施されたバスツアーです。
ホームページより
"『テロワージュ』とは”気候風土と人の営み”を表す「terroir -テロワール-」と
”食とお酒のペアリング””結婚”を意味する「mariage – マリアージュ -」を掛け合わせたもの。
東北には豊富な山海の幸や美酒、豊かな自然、独特の伝統文化が存在し、何より温かい人々がいます。
〈東北・美酒と食のテロワージュ〉は東北の食・酒・人・風土を組み合わせた、さまざまな体験が楽しめる、ツアープログラム、情報を発信しています。"
引用元:https://www.tohoku-bishu-shoku-tourism.jp/beginner/
生産者さんと直接触れ合う機会はすごく貴重でしたし、皆さん想いが、熱かったー!
これまさに、私が目指しているところで、先日実施したほやのオンラインスナックもそれに近いイメージで企画しました。
素敵な自然に、美味しい食べ物、そして、美味しいお酒・・・最高やん♪
仙台駅からバスに乗ったのですが、あいにくの雨。そして、久しぶりの仙台駅東口で、迷子になる始末・・・。
エスカレーター降りる場所間違って、朝カフェとか余裕ぶっこいていたのに、ぎりぎりに到着です。セーフ。
けっこう、バスとか電車旅好きなんですよね。あの揺られている時間が、何とも旅情を掻き立てる。
ぼーっとしたり、ぽけーとしたり・・・そんな時間も素敵なんです。
さて、1カ所目は、昔は宮城でのササニシキを有機栽培で育てている「田伝むし」の木村さんを訪ねました。
↓すっかり収穫間際の小金色です!
ササニシキは以前は宮城を代表するお米でしたが、1995年の冷害でコメが不作になり、タイ米を輸入したことを覚えているでしょうか?
小さい頃は、我が家でもササニシキが主流でしたが、そのあたりから、冷害にも弱く、作るのも難しいと言われたササニシキに変わり、ひとめぼれなどが主流になっていますが、実は、ササニシキ美味しくて好きなんですね。
今主流になっているもち系のお米に比べて、実は糖分を吸収しにくいらしい・・・ということは!
健康にも実はいいそうなんですね。
『子供たちに安心して食べさせられるお米を作ろう。』
そう思って、雑草なども手作業で抜いて、今も有機栽培を続けているそうです。
そのために色々な工夫もしているそうで、色々な製法も試していたり、シャリコンバレーといって、「寿司」に関わる石巻の事業者さんが連携して、新しい事業を作ろうとされているプロジェクトに参加したりされているそう。
印象的だったのは、持続可能開発のための目標「SDGs」が最近言われるようになってきましたが、
環境や健康にいい物を作るのも大事だが、事業をする自分たちも持続可能である必要があるとおっしゃっていたこと。
ゴール8にもあるDecent work「すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する」が入っているように、働く私たちのバランスがとれるような運営も必要ということ。
バランスをいかにとるか、それでも自分が納得するどこまでやっていくのかというのが、事業する人の選択なんだなと思いました。
1つのゴールだけを達成すればいいわけではなく、SDGsってつながっているし、色々なところに関わり合って影響しあっている。
改めて、持続可能な農業、食、自然、働くことって何だろう?って考えさせられました。
最後には、もみ殻で炊いた釜のご飯をみんなで試食♪
↓木村さんがもみ殻の釜について語っているところ
激うまでした・・・。
ごはんのにおいだけで何杯もいけちゃう・・・。
通販もされているようなので、良かったらのぞいてみてくださいね。
https://www.denden999.com/fs/gohan/c/about
田んぼにつく頃には、雨も上がり、さすが晴れ女!!
コスモス咲く、秋の気配感じる旅の始まりでした。
②では、神経締め師の大森さんを訪ねます!神経締めって聞いたことがありますか?
脳死状態で新鮮な状態で届ける技法です。魚の仲売人の大森さんが「締め方」の処理することによって、付加価値が出る。
そんなお話です。気まぐれ更新なので、気長にお待ちください。
つづく