赤線の残り香 ⁉ 墨田区鳩の街を行く
2020/8/28(金)
赤線・・・今や聞きなれない言葉であるが、半ば公認で売春が、行われていた地域の事である。
東京にもかつて、様々な場所に赤線が存在した。台東区の吉原(台東区千束)、江東区の洲崎パラダイス(江東区東陽)、墨田区の玉の井と鳩の街(墨田区向島・東向島・墨田)などが有名である。
基本的には飲食店などとして、風俗営業許可を取ることで、表向きはカフェーなどにして、運営していたとの事(諸説あり)。
しかし、1958年 売春防止法の施行により、赤線地帯は一部を除き、消滅の一途をたどる事になった。
墨田区にある、鳩の街もかつては赤線地帯と呼ばれていた。
現在は鳩の街通り商店街として、食材や日用品などを販売している(勿論、飲食店や喫茶店、食堂などもあります)。
レトロでお洒落な、雰囲気漂うこの商店街は、かつて ここが赤線地帯だったとは中々、思えないが、建物の一部は、かつて存在したであろう、カフェーらしき痕跡が残されているのである。
東京の下町は、歩く度に新たなる発見や刺激を、我々にもたらしてくれるのである。
昭和の残り香は・・・・あなたの住む街にも、あるかも知れない。
私の感想/5段階
興奮度・・・・ ★★★★★
やみつき度・・ ★★★★★
満足度 ・・・・★★★★
鳩の街がある墨田区向島・東向島はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/QLrCL91DZpw
鳩の街通り商店街の曳舟駅側からの入口。老朽化した建物は一部、解体され新しいマンションやハイツになっている。
鳩の街通り商店街は、かつての赤線地帯だった。鳩の街は墨田区向島と東向島の境界線上に存在する。
窓の下に木の柵が・・・・・素敵だ。
全体的にレトロな建物が多く存在する。
タイル張りの壁がある建築物は、かつては赤線時代のカフェーだった可能性が高いとの事。しかし異彩を解き放っている。
こちらもタイル張りの建築物。お洒落だ。
トタン屋根の錆びれ具合が、この商店街の歴史を感じさせる。
文字までレトロな建築物。
タイル張りのタバコ屋さん。
タイル張りの壁は、なんだかとても優雅な気分になる(あくまで私の意見です😊)。
鳩の街 以外でも墨田区東向島はレトロな建築物が多く存在する。
まさに芸術!(この建物は既に解体されています)
茶色と緑のタイルがたまらない。(この建物は既に解体されています)
現在もこのエリア(墨田区向島)は芸者さんが多く活躍されている。こちらのお店は芸者さんにも人気があるらしい。とても素敵な建物だ。実は中も素敵との事😊。