武具が地名に ? 東京 平将門伝説(その弐)

2020/8/20(木)

※このコラムは私の主観的な部分も含まれています。前もってご了承下さい。

東京都内で、平将門にまつわる話は数多く存在する。

現代においても平将門と言えば、神様・英雄・怨霊・東京の守護神など様々な捉え方をされている。

そんな平将門の武具がそのまま地名になった場所を皆さんご存知だろうか?

東京駅を東に進み、日本橋を越えた先にあるその場所は、かつての東京証券取引所を中心に銀行や証券会社が集積し日本を代表する金融街であった、中央区日本橋兜町である。

この日本橋兜町の兜は、平将門の兜から来ている。かつて、将門の乱にて将門を討取った、藤原秀郷(ふじわら の ひでさと)が畏敬の念を込め、この地に兜を埋めて手厚く葬ったとされていて、その事から地名に兜が付くようになったのである。

現在、日本橋兜町の東京証券取引所近くには、兜神社として引所関係者一同の信仰の象徴、および鎮守としてひっそりと佇んでいるのである。

私の感想としては、ビルとビルの間にポツンと存在する神社で、一見すると見落としてしまうくらい小さな神社だなぁ と感じたわけである。しかし、お参りすると何故か背筋がピンとして、清々しい気持ち(前回と一緒やん😊!! だから、貴乃花の引退会見かっ、て言うの!!!)になったのであった。

やはり、東京と平将門の関係は奥深いのである。

(定期的に将門伝説のコラムを更新します。こうご期待‼ )


私の感想/5段階

興奮度・・・・ ★★

やみつき度・・ ★★★

満足度 ・・・・★★

恐怖感・・・・ ★★


兜神社・中央区日本橋兜町が近くに存在する日本橋茅場町周辺はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/B-OhllnDfGg


ビルとビルの間にひっそり佇む兜神社。前回の千代田区大手門の将門塚は【首】を、今回の兜神社は【兜】を題材にしている。では、胴や手足については? 今後、詳しく紹介していくので、ご期待して下さい😊。

日本橋兜町から日本橋茅場町にかけて、数多くの銀行や証券などの金融関係会社が存在する。そして、それらの信仰は平将門を祀る 兜神社と言っても過言ではない。

東京駅や日本橋駅の東側に兜神社がある日本橋兜町が存在する。

八丁堀からも徒歩で、兜神社へ行く事が出来る(八丁堀の北側が日本橋兜町に隣接している為)。

しかし、このエリア。意外と古い一軒家も多いのである😊。東京の中心部なんだけどね。

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