久々、映画でほろり
2020/7/5(日)
こんにちは!
雨降りには映画館ということで、4ヶ月ぶりに劇場へ。
舞台はイギリス郊外、主人公はパキスタン移民家族の青年、一部、ミュージカル仕立ての音楽映画「カセットテープ・ダイアリーズ」を見ることにする。
パキスタン、ミュージカルと聞き、お隣のインド映画特有のダンスシーンが、際限なく続いたりしないか、少し心配はしていた。
その心配はご無用だった。滅多に映画で泣くことはないが、久々に、ホロリとするシーンが何度もある。見ていて気持ちが良い青春映画だった。
・ネタバレしない程度にあらすじ:
1980年代の英国、世界は不況や冷戦、郊外でも差別や貧困に苦しむパキスタン移民一家。パキスタン人家族は父親が絶対の存在。将来についても、父親の意見は無視できない。鬱屈とした日々を送る青年。
その生活を一変させたのはアメリカのロック歌手ブルース・スプリングスティーンの音楽。
ブルースの音楽に勇気づけられ、自立と自身の夢に向かい一歩踏み出そうとする青年の葛藤と挑戦の行方は?!
・感想:
悩んだり、苦しんだりする青年を救うのがブルース・スプリングスティーンの音楽。ブルースの音楽は、一般大衆や悩める若者の味方なので、彼がハマるのは分かる。何より、彼の置かれた状況にもピッタリ合う歌詞。勇気づけられる彼と一緒に、見ているこちらも元気になってしまう。
素晴らしいのは、その選曲がそれぞれのシーンにピッタリ合っていること。気がつくと、彼が夢に向かって進めるように応援している。映画の中にも、彼の才能を見抜いた人々や、友人等の温かい励ましや支援もある。
なんだか、心が温かくなってしまう。思いがけず、ほっこりして得した気分になれる映画だ。もう一度、見に行ってしまうかもしれない。
・音楽:
劇中で流れる印象的なブルース・スプリングスティーンの名曲
- 明日なき暴走(Born To Run)
- ハングリー・ハート(Hungry Heart)
- プロミスト・ランド(Promised Land)
- ダンシング・イン・ザ・ダーク(Dancing In The Dark)
- リバー(River)
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