格好いい!見てスッキリ「ストリート・オブ・ファイヤー」

2020/6/15(月)

こんにちは!

先日、【オンライン懐かしの洋楽談義】で80年代ロックの只者ではない方に巡り会えた。主催者の私がこてんぱんにやられてしまうと言う、嬉しい悲鳴満載の素晴らしい出会いとなる。その方から紹介頂いたのが、1984年のロック映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の劇中歌!



Fire Inc.という映画のために結成されたバンドが演奏する「今夜は青春(Tonight Is What It Means To Be)」「Nowhere Fast」の二曲。劇中で歌っているのはヒロインのダイアン・レイン(実際は吹き替え)。特に、エンディングの「今夜は青春」のドラマティックな展開と圧倒的なヴォーカルがツボにハマり頭から離れない。


この曲、ドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌「今夜はANGEL」として、椎名恵さんバージョンも感動的。


映画はと言うと、西部劇形式のロック映画らしい。つまり、ヒーローは徹底的に強く、ヒロインは美しく、悪党はとことん悪党。最後に勝つのは決まっているの世界。見る方は爽快感だけが残る。


キャストがすごい。ヒーローのトム・コーディ役のマイケル・パレがとことん格好良い。ヒロインのエレン役はダイアン・レイン。そして悪役レイヴェン役のウィレム・デフォー。2年後、1986年のベトナム映画「プラトーン」での壮絶な最期のシーンが印象的だ。


ネタバレのない(はず)のあらすじはこちら↓


バージニア州リッチモンドは全米でも殺人発生率最悪級の街。ストリートギャングの襲撃や暴力で退廃的な雰囲気。人気シンガーになることを夢見るエレンはステージで熱唱中。そこを、ギャング・グループのボンバーズが襲う。悪党のリーダーであるレイヴェンはエレンを拉致。


姉に呼び戻されたトムは、軍人上がりの女性マッコイ、エレンのマネージャーと悪の巣窟からエレンを救い出す。元恋人同士だったトムとエレンは、よりを戻す。復讐に燃えるレイヴァンが街を襲う。エレンを逃し、最後の戦いに向かうトム。戦いの行方と二人の未来は!?


みたいな映画だ。


映画を通して流れるロックン・ロールの数々は、ロック界の大御所ライ・クーダーが監修していたりする。


感想:

ロック、リーゼント、革ジャン、バイク、暴力、銃、ナイフ、アルコールがあふれるが、この映画の素晴らしいのは、誰も死なないこと。


この映画が伝えたいのは、ただただ、この格好良いヒーローとヒロインの魅力だ。それを盛り上げるのが、アクションと劇中歌。そこにハマれるかどうかが、この映画を楽しめるかどうかの分かれ道になる。


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