【開催レポート】農ある暮らし1dayリトリート【春分編】味噌づくり
2019/4/2(火)
ひだまり暮らしが主催するプロジェクト『ハタリト』。
3/24に「農ある暮らし1dayリトリート【春分編】味噌づくり」を開催しました。
お二人はひだまり暮らしを訪れるのは初めてというお友達同士。
もちろんお味噌を自分で仕込むのも初めての体験とのこと。
私たちも心込めて、オープンマインドでお迎えしました!
まずは、ガイダンスとして、私たちの自己紹介や暮らしのお話し。
そしてお二人の自己紹介もいただいて、お互いを知ることから生まれる安心感を大切に感じとってみました。
そして、私からは「日常の高速道路をとばしているようなスピード感から、鈍行列車に乗ってのんびり車窓を眺めるような今日一日のスピード感の違い。普段とは違うスピード感だからこそ見える、聴こえる、味わえる感覚と心にふと湧きあがる思いを逃さず大切にキャッチするように過ごしてみてくださいね」とナビゲーションさせていただきました。
ガイダンスの後はお味噌の原料となる青大豆のお話し。私たちが無農薬無施肥で育てている青大豆。
お二人は「知らなかったことがいっぱい!」と目をキラキラさせて聞いていらっしゃいました。
味噌づくりのスタートとなるミンチ作業のため、大きな釜から煮豆をすくい、試食も。
仲良しのお二人、終始笑顔が絶えず、和気あいあいと作業を進めていました。
そしてランチタイム。
日常とは異なる食卓にも興味深々。
レシピなどお話ししながら、私自身のライフスタイルや経験もお話ししました。
そんな中から何か感じるものがあったなら嬉しいです。
さぁ、お味噌を仕込みましょう!
初めての体験はドキドキとワクワクでいっぱいです。
日頃の様々からポン!と切り離され、ただただ手元に集中する時間であるよう進行させていただきました。
麹の手ざわり、香り、味。大豆ミンチのほのかな温もり、柔らかさ。五感いっぱいで感じます。
黙々と、ただひたすらにお味噌の赤ちゃんともいうべき味噌玉を捏ね、丸め、樽に詰めます。
お味噌づくりが終わったら、ハンモックシエスタ。
お友達同士ではありながら、程よい距離感でひとりの時間をハンモックに揺られながら過ごされていました。
空の青さ、風、お日様の温もり、鳥のさえずり、ハンモックのゆらぎ…
ふりかえりの時間。今日一日の感想や、いつもだとなかなかキャッチしきれない感覚をシェアしてくださいました。
「普段、仕事で機械音や自分の中の雑念がある生活をしているので、
今日は自然の中で味噌をつくり、みなさんとお話しをして気持ちが軽くなりました。
大豆の香りいっぱいで、太陽の温かさと美味しいご飯、
時の流れがゆっくりだけど楽しい時間はあっという間で、時間が足りないくらいです。
自分では絶対味噌をつくろうとは思わなかったので、とてもよい経験ができました。
友人や同僚に今日のことを話して、また来たいと思います。
ありがとうございました。 (Y.K様)」
「いつも何気なく食べている枝豆がお味噌になるとは知らず、
そしてお味噌づくりがこんなに力作業であることも知らず、
この歳まで何も思わずお味噌汁を食べていた自分が恥ずかしく感じました。
貴重な体験をさせて頂いたことに感謝しております。
毎日忙しなく過ぎている中、ゆっくりした時間を感じることができました。
ハンモックに揺られながら、太陽のあたたかさを感じたり、鳥の鳴き声をきいたり、自然を感じることができました。
おいしい食事と甘酒デザート、また食べたいです。
お味噌の出来上がりが楽しみです!ありがとうございました。 (K.S.様)」
初めての体験はどんなに年齢を重ねてもドキドキしたり不安だったり、ワクワクもします。
知らなかったことを知る喜びや驚き。そんな新鮮な感動を率直に表現してくれたお二人。
日常の立場や役割をいったん置いて、素の自分として過ごす非日常の時間。
その時間の中で感じとった感覚が、日常をよりポジティブに過ごしていくエネルギーとなりますように。
帰り際には「温泉に浸かってから帰りたい」とのことで、駅近い温泉をご案内しました。
しばし日常を離れてリフレッシュし、また元気に日常へ戻られますように。
ご参加ありがとうございました!
また次の季節にお会いできるのを楽しみにしています♪
(写真はお二人のご了承をいただいて掲載しています。ありがとうございます!)
次の企画は、GWに予定しています。