NHKニュースとジャパネットの違い
2020/6/1(月)
作文教室で子供たちに教えている時、
自分で「早口になってるなぁ」と感じることがあります。
伝えるプロフェッショナルたちの喋りのスピードはどうなのか?
ちょっと面白い数字があります。
NHKニュース 1分300文字
ジャパネット 1分537文字
NHKのニュースといえば、
アナウンサーさんがゆったりしたスピードで伝えています。
これが1分間300文字のスピードです。
元NHKアナウンサーで現在はスピーチコンサルタントとして活動されている矢野香さんは、
著書『NHK式+心理学 一分で一生の信頼を勝ち取る法』の中で、
「NHKは1分間300文字が、相手に一番伝わりやすい理想の速度としている」と書いています。
これはアナウンサーだけでなく、原稿を書く記者も、
映像をつなぐディレクターも共通認識として持っているそうです。
一方、NHKの倍ちかくの文字数を喋っているのが
ジャパネットタカタの高田社長です。
画面で見る機会はなくなってしましましたが、
あの方の喋りは多くの人たちを惹きつけます。
番組トークで1分間に537文字詰を詰め込んでいたと言います。
でも、早口と感じる事はなく、聞き取りづらさは感じません。
テンポを持たせるときは高田さんをイメージ。
早口になっているなと思ったときは、NHKをイメージ。
伝え方&喋りのスピードのバリエーションを持つという意味ではどちらも大変参考になると思います。
いよいよ6日(土)に迫った、さくさく作文教室@親子でオンライン体験フェス。
子供たちに楽しんでいただけるよう、準備します!