🌮再掲:「渋谷メキシカン カサデサラサ」グルテンフリー・メキシカン
2020/5/11(月)
こんにちは!
バックパッカー・ホストのにいみちゃんと友人のエミが、オンライン・タコス🌮パーティーを開くと聞いたので、応援を兼ねて、私のメキシカン料理愛が伝わるノートを再掲します。
楽しいこと間違いないので、メキシカン料理に興味ある方、ぜひ、ご参加お願いします!
以下は、たびか入会直後に、酔った勢いでアップした、本当に意味不明な記事です。
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このアメリカ人の同僚とは、もう7年くらいの仕事上での付き合いになる。仕事を通じて、いくつかの功績をお互いの協力で何度も成し遂げてきた。彼の協力無しで、私の今の会社でのポジションはなかったかもしれない。
その間、ゴルフや私の趣味のメキシカン料理などで、プライベートの付き合いもあり、今や、同僚というより、親友と言っても良い関係が続いている。
日本人同士では、どういう訳か、どれだけ仲良くなっても、同じ会社に勤めている限り、完全に心を開くことは滅多にないが、外国人との間では、不思議と「親友」なんて言葉を使ってしまうくらい、気を許す深い関係になることもある。
今回、その友人が奥さんを連れて、観光で、日本に来ている。グルテンフリーでないとダメな奥さんとも、以前、一緒に食事をしたことがある。
今回のリクエストは、それなりに難易度が高く、私としてはやりがいがあるものだ。そのリクエストとは「美味しい、グルテンフリーのメキシカン料理を東京で食べたい」だ。
お安いご用だ。
「渋谷メキシカン カサデサラサ」グルテンフリーのメキシカン料理を東京で?
概要
カサデサラサは、道玄坂方面、渋谷駅から歩いて7, 8分くらいのところにある。H&Mを過ぎ、東急文化村や東急百貨店を目指すと良い。ネットであれこれ検索してみたが、TripAdviserの外国人ツーリストの口コミでは、かなり本格的なメキシカン料理との評価だ。しかも、グルテンフリー。
実況中継その①:お店まで
土曜日夜6時、渋谷駅のハチ公前で待ち合わせ。雨がひどい。事前に、駅からお店までの行き方を軽くチェックする。今日のスクランブル交差点は、天候でいつもより人は少ないが、大量の傘のせいで、気を抜くと大変な目に会うことが分かる。
実際、この私も何度もビニール傘で顔を突かれるという事態に見舞われた。背の高いアメリカ人夫婦2人を連れて、この喧騒の中、しかも、大雨。無事、お店にたどり着けるのだろうか。自信がない。タクシー乗り場を探すが、ハチ公からは遠い。
アメリカ人の友人からテキストが来る「ハチ公に着いたけど、ありえない人の数でお前を見つけられない」。それもそのはず、私は、まだ、ハチ公に着いていない。会った瞬間に、ハイテンションで食事終了まで、一気に過ごさないといけないのだ。少し、心の準備と言うものも必要だ。
何度も外国人と食事を共にしているが、日本人以上に、たった一度の食事の場で、人間関係の親密度が大きく深まることが多いのだ。大切な相手ほど、事前準備が必要だ。
あれこれ考えている間に、ハチ公前に着く。たった3秒で2人を見つける。やはり、でかいからだ。2人に、この雨の中、タクシーも使えず、非常に危険なスクランブル交差点を通って、お店に行かざるを得ないことを説明しないといけない。
決してネガティブではなく、日本でもっとも有名な交差点を、傘でぐちゃぐちゃになっている中、突破する貴重な機会ができるぞとポジティブに伝える。もちろん、ウエルカムだそうだ。3人で歩いてお店に行くことにした。
実況中継その②:お店にて
開店18時。予約時間は19時だったが、諸事情あり、18時半に着く。さいわい、我々が最初のお客さんのようだ。ウエイトレスさんが1人、キッチンで料理やお酒を作る人が3人、座席数は、ざっくり20席くらいの、こじんまりしたメキシカン・バーだ。ガイコツだらけも現地っぽい。
注文
念の為、どれがグルテンフリーかメニューで確認するが、基本、ほとんど対応可能なようだ。ポイントは、トルティーヤがコーン製なので小麦粉でないからOK。あとは、タコスのパイ生地のようなものもコーン製なので、大抵の料理はグルテンフリーになるそうだ。
命にかかわるので、友人の奥さんが気にするかと思ったが、慣れたもので、瞬時に、安全であることを判断したようだ。
- Aプラン:いろいろ食べられるタコス盛り合わせコース(4品)で、ポークやビーフやサボテンのタコスをゲット。タコと野菜のセビーチェ、謎の煮込み料理(たしか豆)、メキシカンなジャンバラヤも含まれるお得なコース
- ワカモレナチョス:ワカモレは、現地では、若森と発音すると必ず通じる。ちなみに私が作ったワカモレはこれ
- 追加のタコス3種類:タコスのサイズが本場メキシコと同じ大きさというのが売りだが、直径11−12センチということで控え目なサイズなので、お代わりが必要になる
- アメリカ人夫婦が、ワカモレの小ささと、トルティーヤ(味のないポテトチップのようなもの)の少なさに、これは何かの冗談かと騒いでいるので、追加注文
- その間、私は、無尽蔵にメキシカン瓶ビールを飲み続ける
感想
19時には満席になる。ウエイトレス一人で、切り盛りしないといけないらしく、気の毒なくらい忙しそうだが、それでも親切だ。我々の、しつこいメニューの確認にも、顔色変えず、笑顔で応対してくれる。アメリカ人の同僚も「すみません」の使い方を、今夜で完璧にマスターした。
この店は、タコスがメインだ。カリフォルニアで10店舗以上のメキシカン・レストランで食事をしてきた経験から言うと、比較的、さっぱりしたタコスだ。2人は、非常に満足している様子。小さすぎてギャグと思われたワカモレも満足のようだ。ジャンバラヤも煮込みもセビーチェもみんな、満足だったそうだ。
私は、ひたすらメキシカン・ビールを飲み続けていた。同僚が飲んだ、ミチェラーダという軽いメキシカンビールをトマトジュースとライムで割るのも本場感満載でよいかもしれない。強い酒は好まない我々は、テキーラには手をつけなかった。
狭いながら、お店の雰囲気が良かった。このアメリカ人夫婦はとても楽しんでいた。「お前、再訪するか」としつこく、その友人から聞かれる。「Good Question」と答えて逃げようしていたが、この渋谷の喧騒だけは避けたいので、メキシカンで次に行くとしたら、カリフォルニアの私のお気に入りの店か、東京駅丸の内で見つけた店に行くと、正直に答えた。
もちろん、何かの機会で、渋谷で二次会とか探すときには、JBLのスピーカーでアナログレコードの音源で古いロックのリクエストができる「Grandfather's」の次に、ここに訪問するかもしれない。
渋谷で気軽にメキシカンを楽しみたいなら、間違いなくオススメのお店だ。
彼等の今後の予定
すでに大阪でユニバーサルスタジオやBaby Metalのライブを満喫し、後は、マリオカートを予定しているそうだ。Snow Monkeyが見たいと言うが、長野の温泉につかったニホンザルを見るにはまだ早いぞと諦めさせた。
カラオケボックスに異様に興味を抱き始めているが、気が付かないふりをした。
- これが笑撃的小ささのワカモレ
- タコと野菜のセビーチェ
- 同僚の奥さんから、これオススメと言われたスパイス?ドバっとかけたが辛くはない
- 豆とか入った煮込み。ここでもトルティーヤの少なさにウケを取る。カリフォルニアなら、お店で揚げたてのトルティーヤをお代わりし放題だ