静かな場所に、人を連れて行きたくなる理由|大雄山最乗寺で過ごす半日
2026/5/14(木)
友達が来たら必ず連れて行きたい場所がいくつかあります。
その一つが
大雄山最乗寺と言うお寺。
大雄山というくらいなので
山の中腹にあるお寺なんですけど、
杉木立の中を2キロ続く参道の自然の香りと静寂が
とても良いんです。
石畳と所々に現れる階段を辿っていると、
なんだろう、
不思議な安心感がひたひたと心を満たしてくれる。
昔の人は参道の石を一つひとつ積み上げる時
どんな祈りを込めていたのだろう。
この参道、
歩く人が少なくて静か。
車社会だから、
みんな車でお寺に登っちゃう。
”目的地”のお寺に到着することを優先して、
”道すがら”に価値があることを見落としているのが勿体無い。
参道は歩けばわかるけれど、
心をひらく舞台装置の一部なんだと思います。
どこまでも続く静寂の杉木立を黙々と歩くうちに、
頭の中にあった色々な事どもが小さくなって行く。
そして心が静かになっていって、
何かを受け入れる余裕の様な、
余白の様な感覚が生まれてくる。
そうした頃にお寺が見えてくるんです。
そういう感覚が僕はとても好きだから、
ここを案内したい。