【占いコラム】巫女になって大変だったこと
2026/5/17(日)
巫女さんというと、 「華やかで綺麗なお仕事」というイメージを持たれることが多いかもしれません。
実際、神社でのお勤めには特別な空気感や魅力があります。 ですがその一方で、実際に奉職してみて初めて分かった“大変さ”もたくさんありました。
今回は、元巫女の私が感じた「巫女になって大変だったこと」をお話ししたいと思います。
1. 神社ならではの作法や専門用語が多い
神社には、普段の生活ではあまり使わない独特の言葉遣いや作法があります。
例えば、
・「ようこそお参りくださいました」
・「こちらにお納めください」
など、最初は慣れない言い回しに戸惑うこともありました。
さらに道具の名前も、
・御神酒(おみき)
・紙垂(しで)
・胡床(こしょう)
・案(あん)
など、神社特有の呼び方がたくさんあります。
覚えることが本当に多く、最初の頃は頭がいっぱいでした。 実は今でも、とっさに言葉が出てこないことがあります(笑)
2. 夏と冬の神社は想像以上に過酷
巫女装束はとても美しいですが、季節によってはかなり大変です。
冬は薄着なのでとにかく寒く、 夏は何枚も重ね着をするため汗だくになります。
特に掃除の時間は、夏は汗が止まらず、冬は手がかじかみながらのお勤めでした。
それでも毎日境内を整えながら、 「これも修行のひとつなんだろうな」と感じています。
3. 婚礼の奉仕は毎回緊張する
神前式では、巫女も大切な役割を担います。
三々九度のお手伝いや舞の奉納など、一生に一度の大切な儀式に関わるため、毎回とても緊張します。
新郎新婦やご家族にとって特別な一日だからこそ、 「絶対に失敗できない」という気持ちで臨んでいました。
厳かな空気の中で動く婚礼奉仕は、何度経験しても身が引き締まるお仕事でした。
4. お休みの制限が多い
神社は、土日祝日や年末年始、GWなどが特に忙しくなります。
そのため、一般的なお仕事のようにカレンダー通りに休むことは難しく、家族や友人と予定を合わせづらいこともありました。
特にお正月は一年で最も忙しい時期。 みんながお休みしている時こそ、神社は大忙しになります。
最後に
もちろん大変なことはたくさんありました。 ですが、それ以上に巫女だからこそ経験できた喜びや学びも多かったです。
私は、神社で働いている自分が好きでした。 そして、この仕事は自分にとって天職だったと思っています。
結婚・出産を機に巫女としてのお勤めは卒業しましたが、今も神社での奉職は続けています。
これからも、日本の祈りや伝統文化を大切にしながら、神様と人をつなぐお仕事に携わっていきたいと思っています。
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