高層高級住宅街でありながら昭和感も残る月島・佃(中央区)を行く⁉

2026/5/3(日)

中央区月島 そして 佃・・・・・。

どちらも最寄り駅は月島駅(東京メトロ有楽町線、都営大江戸線)になり、駅を境界に隣接した中央区の町になる。


月島、佃どちらも共通する点は、一部エリアを除き、かつての埋立地から誕生した町である。


月島は1890年頃、東京湾から浚渫した土砂を利用して埋め立てられた町で、工業用地とされ、運河に面した土地には工場や倉庫が多く造られた。


佃は1640年代にかつて大阪で漁師をしていた者が数十名、江戸幕府より鉄砲洲沖、大川(隅田川)河口部の干潟を拝領し、周囲を石垣で固めて100間(180m)四方の島を築造したことに始まっている(一部ではその前に幾つかの小さい島も存在していたとの話も・・・石川島など)。


※何故、大阪の漁師が江戸の開発に携わったか⁉・・・・諸説あるが、徳川家康が本能寺の変の際、堺から自領(三河・駿河・遠江)に引き上げる際、大阪の漁師の協力を得て舟を借り、明智光秀の手勢から逃れることが出来、その事に感謝し、江戸幕府を開いた際にこの場所の漁業権を与えたからと言われている。


その為か、どちらも現在、エリアによっては高層高級マンションが立ち並び、多くの憧れの町になっているが、路地裏などには昔ながらの建物も多く残り、新旧対照的な景観を作り出している。


今回のコラムはそんな月島、佃の古い街並みが残る部分を取り上げたわけであって・・・。


月島は現在、もんじゃ焼きが有名な町で、多くの観光客がもんじゃストリートに訪れる。

しかし、路地裏などには昔ながらの建物もあまた残っていて、古き良き時代の木造建築やトタン屋根壁の建物もチラホラ見ることが出来るのである。


そして、隣町の佃も路地裏には、レトロな建物が幾つか残っていて、都内の中央区でありながら、良い意味で洗練されていない昭和な下町風景を眺めることが出来るのである。


佃には地域の人々から親しみのある「佃天台地蔵尊」と言う御堂があるのだが、入るのは人ひとりが通るのがやっとの狭い路地裏を抜けなければならない。


その周辺の街並みは高層高級マンションが立ち並ぶ佃とは全く違い、情緒あふれる下町の雰囲気を漂わせている。


話は戻るが、「佃天台地蔵尊」の内部には、大きなイチョウの木がある。


樹齢350年以上の大イチョウは、地蔵尊を建てる時には避けられたのだが、お堂を改修する際に避けられなくなり、やもなくお堂の天井の一部を空けて改修したらしい。


佃のリバーシティ21エリア、月島のミットタワーグランド 及び キャピタルゲートプレイスエリアは、都内屈指の高層高級マンションエリアだが、沢山の古き良き下町風景が残っているこの二つの町は、多くの人に町の魅力をこれからも伝えていくのではないだろうか⁉

中央区月島。月島と言えば1890年代(約130年前)に埋め立てられたエリア。その為か近代的な建物だけではなく、昔ながらの建物も多く存在する。もんじゃ焼きが有名で 月島西仲通り商店街(もんじゃストリート)には連日多くの人で賑わっている。

月島が もんじゃ焼き 発祥の地と思われているが、諸説あり、墨田区の東駒形エリアが発祥で、その後荒川区や台東区、足立区や葛飾区に広まった、と言う人も多い。

事実、月島には現在 もんじゃ焼き屋 が75店ほどあるが、歴史のある店は数店であり、ほとんどは1980年代後半の「もんじゃブーム」で他の商店からくら替えしたものが多いと言われている。もんじゃ焼き が月島名物になった背景には、1988年に営団地下鉄(現 東京メトロ)有楽町線が開通して利便性が向上したことで地元商店街から銀座など他の街に買い物客が流出するなか、もんじゃ焼き屋 だけが売り上げを伸ばしていたことに目を付け、もんじゃ焼き屋 に転業する店が増加した背景がある。月島の大半の店は もんじゃ焼き だけではなく お好み焼き やその他の 鉄板焼き も提供している。

もんじゃストリートのビルの一角にある月島観音。1951年に建立され、開運や健康運向上の観音様として地域住民や商店街の人々に親しまれている。お参りすると失せもの(遺失物)が見つかるとも言われている。

開運、開運、開運提灯の群れ・・・。

お参りする場所の隣には、肌に優しい「軟水」使用の銭湯「月島温泉」の入口が・・・。

もんじゃストリートにある元交番の建物は1926年に建築されたものである。2007年まで現役で、現在は地域安全活動の建物として使用されている。

月島は古くからの埋立地の為、路地裏にはレトロな建物が多く残っている。

とてつもなくレトロな店看板も・・・。

月島は古き良き下町の風景を今に残しているが、再開発により超高層マンションや高級マンションも多く存在する。色んなものが入り混じったある意味「もんじゃ焼き」みたいな町なのである。

月島の隣町、中央区佃。佃と言えば旧石川島エリアに存在する「超高層高級マンション群」である。1980年代後半から1990年代にかけて超高層住宅街の先駆けともなったマンション群は、バブル期に於いて誰もが憧れる場所へと変貌していった。佃は風情溢れる古い街並みや路地が残るエリアと現代風の高層高級マンションがそびえ立つエリアが対照的な景観を作り出している。

佃町内にある「佃天台地蔵尊」入口。

佃天台地蔵尊に入るには大人がすれ違うのがやっとの非常に狭い路地裏にあり事前に調べておかないと見つけることが難しい。

佃天台地蔵尊は、子供の守護・長寿延命・家内安全などの御利益があると言われている。

神秘的な雰囲気が漂う。

路地裏にひっそり佇む。地域の人々に親しまれている地蔵尊。

お堂には建物を貫く⁉大きなイチョウが存在する。この木は地蔵尊より古くからその場所に根付いていたらしく、江戸時代からこの地域を見守っていたため、後の改修で木はそのままにし、屋根に穴を開けてお堂を立て直したとの事。

佃、月島から隅田川を経て築地、銀座方面に向かうための橋、佃大橋。


私の感想/5段階

興奮度・・・・ ★★★★★

やみつき度・・ ★★★★★

満足度 ・・・・★★★★★


都内屈指のもんじゃ焼き観光地⁉最近は高級高層マンションエリアに・・・⁉中央区 月島 はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/OHKP6B-DHmc


月島の隣町、1990年代の超高層住宅街の先駆けになった町⁉今も高級マンションが立ち並ぶ⁉中央区 佃 はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/Tz5f29vNeFc


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