炎を越えて生き抜いた、浅草寺のいちょう

2025/9/27(土)

浅草寺本堂の東南にそびえる大いちょう。

一見すると静かに立つ一本の木ですが、その姿には歴史の重みが宿っています。


伝承によれば、この木は源頼朝公が参拝の折に挿した枝から芽吹いたもの。長い時を経て、昭和五年には文部省より天然記念物に指定されました。しかし昭和二十年三月十日、東京大空襲の炎により大半を失い、指定は取り消されることに。


それでも焼け跡から力強く甦ったいちょうは、戦災をくぐり抜けた“生き証人”として、今も多くの参拝者に希望を与え続けています。

静かに、けれど確かに――この木は浅草寺の歴史と共に息づいているのです。



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