【開催報告】昆虫探しと竹細工と森遊びで春を満喫しよう

2025/5/16(金)

こんにちは。きのこのこのこキャンプのゆっこです。

GWも終わって、春の日常が戻ってきた今日この頃。


4/29(火祝)に、稲城で、篭谷戸の森の皆さんとのコラボで昆虫探しと竹細工を行ってきました。そのレポートをさせていただきます♪




前日は雨でしたが、その分この日はすっきりと晴れ渡って、朝イチから快晴のとってもいいお天気。

朝9時半に稲城駅に集合して、そこから5分ほどで森の入り口につき、10分くらいのぼると、会場の篭谷戸の森に到着です!

荷物を置いたら、早速スタート!


いつもの朝の挨拶。「みんなにとって気持ちのいい一日を、みんなでつくる」に協力してもらうことを子どもにもお願いして、ゆるゆると始めていきます。



今回ご一緒させていただく篭谷戸の森の3名の方をご紹介。

最初は昆虫のアクティビティから。昆虫が大好きな昆虫先生が昆虫について説明をしてくださいます。

昆虫ってどんな特徴?というお話から、昆虫の命の儚さまで。昆虫の命の尊さを感じることで、子ども達も捕まえた虫を家に持ち帰らずに、キャッチアンドリリースに協力してくれました。



昆虫先生が作成してくださったこの時期に見られる昆虫図鑑をもらって、さらにテンションアップ!



その後、虫を探しに野原エリアに移動します。

捕まえたくてうずうずしていた子どもたちは、縦横無尽に動き回って虫網を振り回します。

「ちょうちょ!」「なんかいる!」などとあちこちから声が聞こえてきます。


虫をみつけては、「先生、これ何~?」と質問する子どもたち。



「キアゲハとったよ!」



くっきりとした青空の下、草原と白いお花がキラキラと輝いて、その中で虫網を振りまわす子どもたちの姿が本当に美しかったです。

ある人は「子供たちが虫網振り回しながら走り回る様子は、死ぬ前みる夢かな?と思うくらい素敵な光景だった」と表現していました(笑)。本当に、そのくらいに幻想的な景色でもありました。



虫捕りに満足した子はそれぞれのタイミングで、竹細工先生たちの竹細工コーナーへ。

竹笛作りにチャレンジします。

子ども達の年齢に応じて、絶妙に準備してくださっていました。ナイフを使ったり、のこぎりを使ったり、最後の仕上げのところをやってみたり。真剣な顔で子ども達が取り組みます。



完成した笛はこれ!山に響き渡るいい音がするのです。

笛によって少しずつ高さや音が違ってるのも、自分専用感が出て嬉しい感じ♪

鳥の鳴き声みたいに、笛で誰かを聞き分けられて遠くでも会話できたら楽しいねなんて話をみんなでしていました(笑)。



のこぎりをやってみる子も。



竹トンボ作りにチャレンジする大人もいました!(私達スタッフが存分にチャレンジさせてもらいました(笑))

のこぎりで切りとるところからチャレンジして、ナタで薄くはいで、回転しやすいように削ったり、バーナーであぶってねじったりします。大人にとっても、黙々と夢中になる至福の時間だったようです。最後に飛ばしてみて、ちょっと不思議な飛び方をする様子もまた面白い(笑)。



子どもは出来た竹トンボをもらって、竹トンボ飛ばし大会をしたりもしました。


お腹がすいてきたので、お昼ご飯タイム♪

同時に裏で準備を進めていた汁物もちょうど出来上がって、みんなに配ります。

今回は、ベーコン、たまねぎ、ニンジンと塩だけで味付けしたスープ。最後に、この森に生えていたツユクサも投入❤

素材の味が染み出た美味しいスープに、シャキシャキのツユクサが最高の美味しいスープができました♪味付けは塩だけなのに、感動です。

火起こしもゲストの方に手伝っていただいたり、みんなで火を囲んでソーセージやマシュマロやにんじんを焼いてみたり、火を囲んで心もあったかい時間でした。



ソーセージのほどよい焼き具合を試行錯誤するまったりした時間。



最近、素材との出会いも大事にしています。こういう場所で食べると、苦手な食材も100倍美味しく感じられることも多々あります。にんじんを美味しく食べられるといいなと思って、焼きにんじんを作ってみました♪焼き芋みたいに甘くてびっくりのおいしさでした✨



子供たちは、虫を探したり、竹細工に戻ったり、森にある遊具で遊んだり。

自分のタイミングで、やりたいことに没頭していきます。その場で初めて会った子とも仲良くなって、お兄さんお姉さんが小さい子をサポートしている姿もとっても微笑ましい感じでした。異年齢だと自然と協力し合ったり、優しくできる空間になっていきます。



↓このロープだけの遊具が意外とバランスが難しくって楽しい!他にもターザンロープにも夢中になる子がいっぱいでした。



最後におやつタイム!

この南山にある養蜂場でとれたはちみつをつけたパンです。切ったり運んだりするのも子ども達が色々とお手伝いしてくれます。

蜂さんが一生懸命集めた蜜。昆虫とたくさん触れ合った後でもあるので、また昆虫ワールドの世界観に浸ります。




その時期に咲いている花ごとの名前がはちみつの名前になるのだそう。囲ってはいないので、だいたいその時期に咲いているものがメインになるそうです。

さくらの花から蜜を集めたさくらのはちみつは、フルーティーで桜餅みたいな桜の香りが確かにする!菜の花メインのはちみつ、それを熟成させたものなど、味の違いもとても面白かったです。このはちみつはこちらで販売されていました。https://www.instagram.com/tamayouhouen_/



最後はお絵かきタイム!その日みた物、感じたことなど、「なんとなく」描きたいと思ったものを描いていきます。



白い幼虫に別の虫が乗って、タクシーみたいに運んでもらっていたそうです(笑)。



今日見た蝶からインスパイアされて描いたウルトラマンちょうちょ!かっこいい✨



大人も描きます✨今日見た昆虫と、それぞれ味が違って美味しかったはちみつ。


みんなそれぞれにたくさん遊んだ一日となりました。


今回、虫の命を感じながら、子どもが育つということは当たり前ではないのだなということも感じさせてもらえました。

モンシロチョウは生涯に生む卵は100〜300個、 卵から幼虫の青虫時期、蛹から成虫に羽化する時に命を落とす数が多く、生涯天命を全うするのはわずか2〜3匹と言われているそうです。命が大きくなるということは、それだけの試練が本来あるのだと思います。子育てをしていても日々色んなことが起きますが、命が育っていくということは本来それだけの試練があって当然の世界なのではなのかもしれないと思いました。いつの間にか子どもが大きくなることが当たり前のような気がしてしまっていますが、本当はとても尊いことだということも感じさせていただきました。


レビューではこんな声もいただきました。長くて短い子育て期間、色んなことがありますが、きのこのこのこキャンプで一緒に過ごす一日が皆さんにとって思い出深い1ページになれるよう、これからも歩んでいきたいと思います。この日来てくださった皆様、本当にありがとうございました。


「 子ども達が、思い思いにのびのびと自然の中で五感を使いながら遊びを通して自分を表現している姿を見ることが嬉しかったです。それを大人達が見守りつつ手助けする感じで居心地良かったです。子どもは大喜びでしたが、私自身も帰ってからリフレッシュしていることを感じました。 どなたかも仰っていましたが、きのこのこのこキャンプに参加させてもらってる時間は、子育て中の幸せな時間を身体と心いっぱいに感じることが出来ていました。 素敵な企画、時間を本当に有難うございました。」


次回のイベントは、6/7(土)です!

ぜひふらりと遊びにきてください♪


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