【小田急×aini ホストインタビュー】矢倉沢里山の会さん編

2023/11/21(火)

こんにちは!小田急×aini運営チームです😊


コロナ禍の影響で、ホストさんへのインタビューを控えておりましたが、これからまた少しずつどんなホストさんがいて、どんな想いでやっているかをお届けします😊

これからホストをやってみようかなと考えている方や、既にホストで活動されているホストさんの今後の活動にプラスになれば幸いです


さて、今回インタビューさせていただいたのは、神奈川県南足柄市の「矢倉沢里山の会」さん。 親子向け収穫体験などを開催されている「矢倉沢里山の会」さんに、体験を提供するうえでの想いや、ゲストさんに伝えたいこと等をお伺いしました!


~~小田急×ainiで体験を開催しようと思ったきっかけは何ですか?~~

(小林)南足柄で小田急×ainiの取り組みが始まっていることを耳にしたことがあり、桜井さんが適任であると感じたことから、「南足柄市主催の説明会に出席してみたら」と桜井さんに声を掛けたことが始まりです。
(桜井)ずっと地域の活性化をしたいと思っていました。せっかく小林さんに声をかけてもらったので、小林さんとまずは2人でできる範囲でやってみようということになり、「矢倉沢里山の会」を設立し、ホストとして活動を開始しました。


写真左)桜井さん(さくじい)、写真右)小林さん(こばじい)


~~体験を開催するうえでの想いを教えてください~~

(小林)目的は2つあって、1つは「矢倉沢地区の活性化」です。この地区も少子高齢化が進んでいます。この体験開催を通じて1人でも多くの人に訪れて欲しいし、地区内の交流も同時に深めていくことができたらと考えています。
もう1つは「未利用農作物」と言っているのですが、このエリアでは様々な農作物が収穫できる一方で、あまり流通しない農作物があり、自分たちで食べるか捨てられてしまう。本当にもったいないと思っていたので、これを収穫体験として提供できればと考えました。


~~体験を開催していて楽しいと感じたことは?~~

(桜井)これまで体験を開催した中で感じたことは、「初めて出会う人なのに、なぜかスーッと仲良くなれる」ことですね。これはやっていて本当に楽しいと感じます。特に、お子さんが「田舎のおじいちゃん家に来たみたい」と楽しんで遊んでくれている。この体験を通じて学ぶことが多いし、この先に希望が持てると思えました。


~~体験を提供するうえでのやりがいを教えてください~~

(小林)やはり「自然の豊かさ」や「収穫の価値」を改めて感じられたことですね。そして、(元々の目的であった)「地域の交流が増えた」こと。これまで「点」で活動されている人はいましたが、「線」になり始め、地域の中で「共同体としてやっていく」という雰囲気が出てくるようになってきました。 (東名高速の)大井松田インターを下り、大井町、開成町、南足柄市までの県道78号線沿いは、本当に魅力のある場所なので、体験で埋めたいと考えています。また、近隣の松田町や小田原市なども含め、連携して体験の輪を広げていけたらと思っています。


(桜井)それに加え、(南足柄市と箱根町の仙石原を繋ぐ)金太郎ラインが開通したことから、箱根とも繋がったので、どんどん生かしていきたいと思っています。「足柄古道」という歴史もあるエリアでもあるし、最近はサイクリストも集まってきている。サイクリングの途中に各体験に寄っていただくなどで、農家のことを知っていただけると、農家のモチベーションも上がっていきます。


~~体験を開催するうえでのコツみたいなものはありますか?~~

(小林)我々と同様に収穫体験を実施される場合は、自家用車でいらっしゃるゲストの方も多いと思うので、駐車場やトイレ、水回りの確保は必要かなと思います。また、野菜等の収穫が多いので、(主食となる)おにぎりなどを持参してもらうと良いと思います。また、開催場所周辺のバス等の本数が限られているエリアなどでは、バスの時刻に合わせて集合・解散時刻を決めておくと良いのではないかと思います。
(桜井)今回の体験でもそうしましたが、同じ芋掘りでも「紫芋」を用意しておいたり、別のものを収穫(今回は青パパイヤ)できたりと、ちょっとした「サプライズ」を用意しておくとゲストの方に大変喜んでもらえますね。



~~体験に参加されるゲストさんに伝えたいことは?~~

(桜井)南足柄には、足柄古道や大雄山最乗寺、夕日の滝などの名所もたくさんあるので、体験終了後には他の場所にも足を運んでもらえたらと思います。
(小林)「都会にはないが郊外にあること」がありますよね。それはまさにこの収穫体験などが当てはまるかなと思います。「自分で収穫し、自分で作る(調理する)」という体験をするのは、お子さんにとっても本当に良い経験になると思います。


~~ホストとして体験を提供しようか迷っている人に伝えたいことやアドバイスをお願いします~~

(桜井)「とにかくやってみなはれ」という精神ではないでしょうか。失敗しても良いからやってみる、という気持ちが大事ですね。
(小林)まさに桜井さんのおっしゃるとおりだと思う。やってみることで人の配分などが分かるようになりますし、やりながら考えるで良いと思います。全部自分たちでやろうとしなくても良く、来ていただくゲストさんに一緒にやってもらうこと自体が経験にもなります。


~~今後取り組んでいきたいことを教えてください~~

(桜井)収穫体験は今の自分に提供できることだと思っているので、これからも開催していきたいですね。
(小林)このエリアでは、毎月何かの収穫はできるので、月1回くらいのペースでは開催していきたいと考えています。そして、今回の体験開催もそうでしたが、地域の方の協力体制が確立され始めているので、地域のみなさんにも参加してもらい、地域の活性化に繋げていきたいと考えています。



桜井さん、小林さんからは、とても高い熱量で地域への想いを語っていただき、インタビューしているこちらが圧倒されてしまうほどでした✨

体験終了後のお疲れのところ、インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました🙇


次回開催は未定ですが、今回の体験はコチラ👇です。


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