稲架がけ中の雨対策の重要性
2023/9/22(金)
私の田んぼでは刈った稲を稲架がけにします。
大体1週間乾燥させるのですが、この時期の1週間、一度も雨が無い!ということは稀。
雨が降ると↑の写真のように、イネの刈った部分から水分が入らないようにブルーシートで覆います。
完全に濡らしてしまうとせっかく乾燥したお米の水分が戻り、食味が落ちたり様々な不都合があります。
また私の田んぼの稲藁のほとんどは牛が食べます。
私の働く薫る野牧場は通年放牧で山に生える草を主に食べますが、冬は草が生えません。
その間に藁をあげます。ただ、濡れたり乾いたりを繰り返すと藁はカビます。
カビた藁を食べると病気を引き起こすリスクが高まる為、なるべく濡らさない必要があります。
稲刈りは刈って終わりではありません。お米だけでなく藁も有効活用します。
正直ブルーシートをかけるのも中々大変…ではあるのですが、もう少し頑張ります。
あと晴れ間が2日でも続けば脱穀です。新米が楽しみです!