"コケってなあに?顕微鏡で美しいコケの世界を見てみよう”第15回開催

2023/8/25(金)

ノートを書くのが遅くなってしまいましたが、コケの観察会の第15回目を6月21日12時30分から行いました。


今回は大人の方お一人でのご参加です。

我が家の近くまでいらしていただいたので、いつもの野外観察はパス。

早速ルーペの使用方法を説明して実際にコケを見ていただきます。


まずは実体顕微鏡でコケの形を見ていただきます。

片目ずつピントを合わせて、最後に両方の目で見られるようにしますが、その調整もすべてやっていただきました。


大人の方おひとり様ご参加の場合、プレパラートの作成も実際にやっていただきます。

先のとがったピンセットを2本使用してプレパラートを作成しますが、小さなコケの葉をとるのはなかなか大変です。

本来は顕微鏡をのぞきながら作成しますが、今回はテーブルの上で作成していただきました。


作成したプレパラートを生物顕微鏡で観察します。こちらも片目ずつの調整をします。


両方の目のピントを合わせた後は、両眼で観察です。

学校では単眼の顕微鏡を使用していたと思いますが、両眼の顕微鏡に慣れるには少々お時間がかかります。

しかし、両眼でしっかりと見ることができると、世界が広がります。

2つの顕微鏡でコケをご覧いただき、少しでもその美しさをわかっていただければとてもうれしいです。

この度のご参加、ありがとうございました。


日々、その形を変化させるコケ!

あまりに小さいので、その美しい姿を見られることなく過ごしているコケ。

他の木々とも競争することなく、たんたんと生き続けているコケ。

そんなコケの美しい姿を顕微鏡で見てみませんか?


次回の顕微鏡コケ観察会は、9月10日(日)10時~、12時半~、15時~を予定しています。

お子様連れでも大人の方お一人でもご参加できます。


コケ以外にも、たとえば池の水の中のプランクトンを見たい!などご希望がありましたらお知らせください。

お持ち込みも大歓迎です。






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