漬け丼

2023/8/16(水)

カナダの生本マグロ赤身。

マグロ屋さんが言うには、日本産の生本マグロ、この時期は脂が抜けて今回はカナダのだよ!

ちなみに豊洲市場で生本マグロとは「釣ってから一度も凍らせたことのない黒マグロ」という意味です。

生のマグロは、釣り上げられてから、木箱などに氷漬けにして、運ばれてきます。

マグロの食べごろは釣ってから生で一週間ぐらいと言われてます。


釣って、氷漬けにして、飛行機載せて(どこからも1日あればつく)、市場に並び、落札されて仲卸で解体されるのに数日なんです。

なんで日本には海外産の生マグロもあるんですね。

通常は大西洋のマグロは冷凍の物が多いんですけどね。


うちは赤身好きな長男と自分しかマグロはあまり食べないので、赤身が自然と多くなります。

買ってきて翌日に食べたマグロの残りは、翌々日の朝にずけ丼として再登場。

味編します。カナダとはいえ、夏は脂も少な目、さらに赤身だと少し味を追加してみました。

みりんと酒、醤油、ごま油を混ぜた汁に数分つけて少しねっとりのずけ丼へ返信。

これが病みつきなんですよ。お好みで刻み海苔やネギを載せてもいいかもしれませんね。


そう、この時期は水温も高いのか、日本近くのマグロは脂が少なくなってくる。

7月くらいからは、漁獲量制限の問題もあり一部の漁協ではお休みというところもある。

某有名漁港のマグロは9月後半を過ぎたあたりからまた復活して12月がピークかな。


まあ、ある意味、マグロの脂が濃いのが苦手という人には夏の生マグロに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

ただし、マグロはミナミマグロ以外にしましょう。なぜなら、ミナミマグロは南半球のマグロ。

当然、今は冬で脂がのってる時期です。


ニュージー産、生ミナミマグロなんてのも市場では結構並んでます。

先日のゲストに買物代行で買っていった、切れ端(柵取りすると余った部分は形も悪く少し値段が安くしてくれます。)はミナミマグロでした。

豊洲市場ではいいものは高いのですが、それを取るために余る部分もあります。

マグロの競りの時に使うテール・顎・カマなどもそうですね。

そういったところは割と安く手に入ります。








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