3月12日(日)ひばりパンとイースターエッグを作りましょう!

2023/3/10(金)

春を向かう会でできること

1        Жаворонки(ジャボロンキ/ひばりパン)を作ること

ロシアでイースター前の春が感じられる様になって来た時期に食べるЖаворонки(ジャボロンキ/ひばりパン)を作る伝統行事があります。 キリスト教になった前時代から伝わっている伝統です。昔のロシアでは3月22日はひばりが暖かい国から戻ってくると信じて、それと共に農業作業が始まる時期とされていました。

3月22日になると奥さんたちはひばりパンを作っていました。焼きあがったパンを藁でできた巣に乗せて窓際に飾っていました。その他にひばりパンを鳥小屋に置く習慣もありました。残ったひばりを子供たちに渡して、子供たちは遊んでいました。枝に乗せたり、空に飛ばしたり、早く暖かくなるような願いが込めた遊びでした。

ジャボロンキ/ひばりパンはどんなパンでしょうか。ほのかに甘いふんわりパン。このパン、イースターの断食中で作るため、牛乳・卵・バターは使っていません。それでもこの蜂蜜のほのかな甘味というのは粉の味にプラスされて十分に美味しく感じさせてくれますね。

ひばりパン


2 Кулич (クリーチ)                    

ロシア正教会最大の祝祭である復活大祭(ロシア語:パスハ)には、数多くの伝統がある。それは、教会の儀式だけでなく、長い過程を経て作られる正教会のイースターのパン(クリーチ)にに関するものに至る。

四旬節の最後の木曜日、チースティ・チェトヴェルク(清廉な木曜日)、にはロシアでは誰もが卵を色付けし、クリーチを焼く。土曜日になると、信者たちは教会に集まり、それらを祝福してもらい、ろうそくを灯す。土曜の夜には、聖なる十字行が行われ、その後に皆がお互いにお祝いを言いあい、おまつりが始まる。

正しいクリーチを作ることは特別なセレモニーなようなものである。クリーチ作りには丸1日かかるのが普通で、場合によってはそれ以上になる。自分の家族に何か特別なものを出したいときや、友人達を驚かせたり、自分の腕を自慢したいときに作る。面白いのは、家族にクリーチを作るときは決まった作り方をしないということ。バター、卵、砂糖やスパイスの量をいろいろ変えてみるのだ。忘れてはならないのは、バランスである。甘くてしっとりしているがしつこかったり、あるいは、軽くてふわふわしてるが味が薄いといった風に。

見かけはふわふわのカップケーキのようですが、どちらかというと「バターたっぷりの少し固めのパン」である。そして、雪のように白いアイシングがかけられているのが特徴的である。

クリーチ生地 各家族で祖先から伝わるレシピがある 卵、バター、生クリーム等を使って、とても美味しい


焼きあがったクリーチは白いメレンゲの帽子をかぶっている



3 イースターエッグは玉ねぎの皮で作る?ロシアの 伝統的な作り方

伝統的なイースターエッグの作り方は玉ねぎの皮の煮汁で卵の殻を赤く染める方法です。玉ねぎを使うので染めた後の卵も安心して食べる事ができます。



 


玉ねぎの皮の煮汁

出来上がりました!


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