絶対美味しい😋原木椎茸(自然栽培)のお話し
2023/3/1(水)
里山の春の味覚といえば、4月の筍かなと思うけど、実は3月の
(原木椎茸)は筍よりもとっても貴重なんですよ!
出回っている多くは、おがくずを固めた菌床で湿度や養分を管理して人工的に栽培されています。だから年間を通して次々に収穫できます。
一方、原木椎茸はクヌギを伐採して、菌を打ち込み、2年をかけて菌糸が原木に巡ったら、春と秋に天候次第で椎茸が出る完全無農薬の自然栽培、里山の竹林の恵みです。
冬場の乾燥で水分が少ない椎茸は、旨味と香り、栄養が詰まっています。傘のひび割れたものは(花どんこ)と呼ばれる高級品。
傘が開いて、ふちが割れたのは完熟の印。美味しさのピークです!お店ではまず販売されません。
最高の環境で育った、肉厚の旨味たっぷりで水分の少ないものはバター醤油焼きに。これは殆ど鮑ステーキです✨
栄養成分や効果効能は、みんな大好き低カロリー。疲労回復にビタミンB1。カルシウムの利用効率を高めて骨や歯の発育を促すビタミンD(ほんとはその前のエルゴステロール)。腸活に大切で、血糖値や血中コレステロールを下げる不溶性食物繊維量は菌床のものよりずっと多く含まれます。特に高血圧や動脈硬化を予防するエリタデニンは椎茸特有のものです。
自然栽培でも店頭から食卓に上るまでには残念ながら、味や香りは失われてしまいます😢心から美味しいものをご紹介したい!調理指導?担当のさねかたファームでした🙇