等々力満願寺と泉岳寺
2023/1/23(月)
こんにちは、風花です。
自分がご案内している等々力満願寺と高輪泉岳寺、
歴史を学ぶ面白さを再認識したところです。
満願寺にゆかりの細井光沢、江戸時代の儒学者です。
この人は、堀部安兵衛と剣術の同門です。
安兵衛は、討入するまでの浪士たちとのやりとりの手紙を、
討入前に細井光沢にゆだねるのです。
大石内蔵助も細井光沢を信頼し、
討入の際に作成した家来口上書の文面もチェックしてもらったとありました。
光沢は、討入後、大名屋敷に預けられた大石内蔵助や堀部安兵衛と手紙のやり取りをしています。
切腹する2月4日の二日前にも、内蔵助と手紙を交わし、
内蔵助は
「切腹後、世間の人たちは自分たちのことをいろいろと噂するだろうが、
これまでの私たちの経緯をよく知っているあなたに対応してもらいたい」と手紙を残しています。
満願寺をご案内する時にもその話はしているのですが、
ふたりの親交を歴史資料から確認して、感慨深いこの頃です。
江戸時代のふたりの接点、その場所を体験で案内できることに不思議な感覚を持っています。
そのことを満願寺の細井光沢のお墓に話かけ、
泉岳寺にも行き、大石内蔵助や安兵衛の墓に
「令和の時代に生きる風花です!」って、話しかけたい!
高輪と世田谷、高輪と池上、
調べていくとすごくいろいろな接点や縁がわかってきて、
もぞもぞしてしまいます。
江戸って身近で、東京にはその遺構や古文書がたくさん残っているのですよね。
ワクワクしますね!