さくランドのサバイバル系のイベントにご参加いただく皆様へ

2022/11/18(金)

お子さんだけではなく、同伴の保護者の方々にも体験して欲しい。感じていただきたい。そんなことを書き留めてみました。

 

この文章は川口拓さんのお言葉に、加筆、修正させていただきました。

 

川口さんのセミナーはたくさんの学びがあります。どうぞ、参加されてみてください。

 

https://wildandnative.com/

 

自分の「自然」を養い、大地に生きる術、アウェアネス(意識・気づき)を身につけよう!

 

現代社会では、蛇口をひねれば水が出るし、コンビニ行けば食べ物が手に入る。生きるのに必要な最低限のものを手に入れることは、さほど難しいことではありません。

 

一方、 自然に暮らす野生動物は、 水場の 臭いを 嗅ぎ分け 獲物のかすかな 物音を聞き取り、天候の変化を いち早く感じ取って生きいます。

五感をフルに使って情報を集めないといけないので、彼らの感覚は我々よりはるかに優れています。

 

現代社会にも情報は溢れているのだが、そのほとんどは知識として頭に入ってくるものであり、そうした情報のみを頼りにしていると、人間が本来持っている感じる力が鈍くなりかねないと思います。

 

人間の五感をもっと活用し豊かにするためにも、時には外に出て、 風の冷たさや温かさを感じたり、生き物が出す音を聞いたりすることが大切だと思います。

 

現代社会という枠では、自分の力を、「役割をこなす」「何かを生産する」等に費やします。

 

例えば、何役もこなしている女性の方は多くいらっしゃいますよね。男性よりも女性の方がマルチタスクだと思います。

 

効率よく仕事する、生産するために、便利な生活様式を取り入れ、「生きる」は既に前提として与えられているようなライフスタイルです。

 

ある意味、「生きる」を実行するにあたり、エネルギーや知恵を駆使する必要がありません。

大地に生きる人々、自然の住人の世界では、自分達の力を全て「生きる」に費やします。

そしてその「生きる力」は、全ての生きる者の根本となる「力」です。

 

「生きられる状態」を与えられ、その地点をゼロとする毎日も便利で快適ですが、そのゼロまでに必要となる「力」を養ったら、どんな感じがするでしょう?

 

もっと根本の「人間力」みたいなものを感じられたり、自分がしっかりと大地に根ざして立っているという感動があるかもしれません。

その根本の「生きる力」体験は、きっと日常にも色々な豊かさをもたらしてくれる事でしょう。

 

サバイバル術と聞いて我々が連想するのは、何だか厳しいイメージ。屈強な人間のみが可能なものみたいに思えます。

 

私の提供しているサバイバル術は、必要最低限の、ちょっと怪しい?アブナカッシイ?サバイバルかもしれません。でも、もしもの時には少し気持ちの余裕は生まれと信じています。

 

自然の力、パワーは壮大で、とても人間一人の力で逆らえるものではありません。

そして本来「自然」は、我々の命を奪う存在ではなく、生きる「恵み」を与えてくれる存在です。

その壮大な「恵み」の流れに逆らうことなく、そこに同調し、味方につければ、自然は凄い力で我々の命を守ってくれるのです。

 

アウェアネス、マインドフルネス、リラクゼーション。厳しいサバイバル術のイメージは忘れてしまいましょう。

 

災害時などの緊急時に役立つ術を学びましょう!

 

「生きるための法則」「命を守る為の法則」は、自然の中であろうが、都市部での災害時であろうが、変わることはありません。

 

自分や大切な人を守る術を、自然という最高の場所で少しでも身に付けていただければと思います。

 

Healing & Retrieve – 自分の壁を外し、思いっきり自然と繋がりましょう!

 

大自然を味方につけて、逆らうことなく、「生きる」を体験する中で、自分の周りに作っていた「壁」のようなものを取り除いていきましょう。

それは、「自分はこうあるべき」という気持ちだったり、「こうしなきゃ」という社会での役割だったり、大人としての自覚みたいなものだったり。

 

どれも現代生活では大切な「鎧」ですが、時にはそれを脱ぎ捨てるのも本当に気持ちが良いものです。

 

普段だったら座らない土の上に、躊躇しながら座ってみる。虫がいるかもしれない?不衛生な感じ?そんな落ち葉の家に恐る恐る入って、「ふうーっ」と力を抜いてみる。

 

子どもの頃は躊躇なくしていたことですよね?

 

さくランドのイベントは「大人は少年に(少女)!」私も還暦を過ぎていますが、頭の中は小学生です。笑

 

いくつになっても冒険しましょう!

 

子供の頃大好きだった「冒険」

 

そんな風に壁を壊していくと、「自然」が喜んで皆さんの肌に押し寄せてきます。そこには、「ヒーリング」「自然な自分を取り戻す」「言葉には出来ない教え」など、色んなものが沢山詰まっていると思います。

 

今後、このようなもう少し大人向けのサバイバもしてみたいですね。

 

  • 生きる力を養う – 命を守るために知っておくべき事、サバイバル術、大地の寝床作り、火おこし、焚き火の仕方と使い方&後片付け方法

 

  • 感じる力を養う – 大地に生きる人々に学ぶ「アウェアネス」、怪我をしない動き方、歩き方、感覚のアンテナを豊かにする方法


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