暮らしの手しごとの会〈泥藍染め〉で大切にしたいこと

2022/9/25(日)


暮らしの手しごとの会〈泥藍染め〉で大切にしたいこと

食べることと染めることは「命の移し替え」と私達は捉えています

葉っぱの中の生命力を色にして布に移し替えます。



染める中で大切にしたいのは

①藍の「過程(プロセス)」をお伝えします

藍の生葉染めとは違い、会の当日に染料をつくる工程はありません。

ですが、藍の種まきから始まる育つ過程と、泥藍の染料にまで至る過程をお伝えします。

泥藍染めの染料がとても限られることの意味を知ることで、生葉染めの時と同じ「命の移し替え」の実感を感じていただけると思います。

②染める楽しさ、喜びが続きます

ご参加いただく当日はもちろん、翌日からむしろより深まるのは、

染めた布を毎日の暮らしの中で【使う】ことでしょう♪

染める素材は「綿」「麻」

毎日使うお気に入りにして欲しいから、どんどん使って、繰り返し洗濯しても大丈夫な素材を染めることを大切にしています

③染めるものはお持ち込みください

毎日使いたいものは人それぞれ。

初めて泥藍染めをする方にも安心していただけるよう、事前に染めるもののご相談のやりとりを丁寧にさせていただきます!

(我が家でオススメの染めるものを、事前にご予約していただき、現地で購入することもできます)

④「藍染め」ではなく「泥藍染め」

藍染めというと、あの紺色に近い藍色を連想します。

「ジャパンブルー」と評されるくらい、日本人にとって藍色は誰もがイメージできる色。

藍という植物から染料を取り出すには様々な方法がありますので、今回の染め方は「泥藍染め」(または沈殿藍染め)と正確に呼称します。

⑤暮らしの中にある「循環」

藍は農薬・肥料・除草剤を使わずに、人の手で循環の仕組みを巡らせる方法で育ってきました。

染料を取り出した後の葉っぱや茎も、また畑の土に還します。

人の営みや楽しみが、循環の巡りの一部分となることを大切にしています



【ひだまり暮らしの藍の生葉染めとの違い】


①染料をつくる工程はありません。私達が事前に染料を取り出す工程をして染料を貯め、染まるように染液に調整しておきます。



②染液は参加者全員で一つの樽で染めます。そのためお持ち込みの布の総重量に限りがあります。(重さが超過した場合は染料代を追加でいただきますこと、ご了承ください。)


③ご帰宅後の水洗いを念入りに。泥藍染めは「洗いが7割」といわれます。当日スケジュールの関係で、現地で洗える限度がありますので、ご帰宅後にたくさん洗っていただくことをお願いしています。



今年はウタタネの森のOpen記念イヤーのため、

ウタタネの森で染めます🌳

自然環境が人々の暮らしの場としての「里山」だからこそ、

暮らしの中で使ってこそ生かされる手しごとの喜びも感じられることでしょう。

ひだまり暮らしならではの泥藍染め

是非ご参加ください!

\参加者募集中/

暮らしの手しごとの会〈泥藍染め2022〉

10/2(日)満席🈵

10/16(日)残席1

10/29(土)残席🈵

10/30(日)残席4


◎詳細はこちらをチェックしてみてください!



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