伝説の味クルミのクッキー「オレシキ」
2022/8/23(火)
見た目かわいくて丸でクルミ、その名はoreshki「オレシキ」のクッキー。「オレシキ」はロシア語クルミ(複数)。
煮込んだ練乳とクルミを使って作られたクリームをクッキーのような生地に挟んで作られており、子供でも大人でも大好き。
オレシキを作る型は昔から変わらなく型に生地を挟んで、ガスコンロで両面を焼く。その後、煮込んだ練乳のクリームを焼きあがった「クルミ」の半分に入れ、2つの半球を閉じるように合わせ「クルミ」にする。
昔からの知恵で練乳(加糖コンデンスミルク)の缶を煮るだけで生キャラメルに変身してしまうというお手軽さ。加糖コンデンスミルクは保存食一つで、どんな家庭でも大量に保管していた。加糖コンデンスミルクはロシア語で「スグションカ」と言う。主婦たちはそのスグションカを(そのままと見込んだ物)お茶やコーヒーに入れたり、お菓子の生地を作ったり、フィリングとしてお菓子に混ぜたりとさまざまな用途に使った。
ソ連時代の子どもたちが味わった本当の味を知りたければ自分で作ってみることをお勧めしたい。まず練乳を1缶用意する。MORINAGAの練乳は終売しているため、他のメーカーを探してください。
深鍋で煮るのが最適である。ラベルと糊を取り除く。缶を鍋に入れ、水を注ぎ、2時間火にかける。沸騰したあとお湯を足すのを忘れないこと(常に缶全体が水に浸かっていること)。鍋を1時間ほど冷まし、缶を開けるとカラメル味の出来上がり。おいしいことを確信したら、ソ連でもっとも愛されたデザート“煮立てた加糖コンデンスミルクの入った「クルミ」”にも挑戦してはいかが?
「オレシキ」のクッキーを作るクラスは9月17日(土)に開催します。
まだ空席はございますので是非ご参加をお待ちしています。
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https://helloaini.com/travels/29178