タンポポ

2022/4/19(火)




タチイヌノフグリの続きで

春の花のお話。


セイヨウタンポポは日本の四季を知らないので

一年中花を咲かせます。


ニホンタンポポは春にしか咲かない。


それは、タンポポは地面に伏せたように

放射状(ロゼッタ状)に

葉を開いていて背が低いから


春を過ぎて草木が生い茂る時期になると

埋もれてしまって光合成が

難しくなるから。


だから春に、早めに花を咲かせて

種をつくって、風に飛ばします。


セイヨウタンポポは

植物が生い茂るような場所じゃなく

都会などライバルの少ない場所で

生きている。


この写真はセイヨウタンポポ、

だと思う。


交雑種が増えているらしくて

見分けが難しくなっていることを


この冬に知って

わからなくなってしまった。


顕微鏡で花粉を見れば

ニホンタンポポは種がきれいな

粒ぞろいで


セイヨウタンポポは

不揃いで中身のない不良品もあったり

するらしい。


タンポポの花粉を調べるために

良い顕微鏡を買おうかな

と思っています。。




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