ここで会える山菜ノート!(1)アイコ「ミヤマイラグサ」 育てている山菜
2022/4/14(木)
山菜にのめり込んだ立役者はやっぱりこのアイコ
アイコに会いに毎年東北地方へ行く。
もう8年目になる。
アイコって人の名前のようですね。
本名はミヤマイラクサ
コゴミ、シドケなどもあだ名で
その地域に愛されている山菜ほどニックネーム(あだ名)がついています。
人と一緒ですね!
そんなアイコは「横綱」といわれているくらい地域もある。
でもアイコは他の山菜のように山菜好きのエグミは全くない。
それよりも素手ではさわれないほどのトゲ!
刺さってもそのままで大丈夫ですが痛いです。。
アイコを収穫するときには絶対に必要なグローブ。
嫌われる要素がたくさんあるのになぜそんなに愛されているのか。。
そしてどうして僕がそんなにアイコが好きなのか。。
やっぱり山菜も人と一緒なんです。
他にはない魅力があるんです。
「個性は大事だよ!自分らしく生きてね!自分は自分でいいんだよ!」
私はこんなにトゲトゲしてても多くの人から愛されている。絶対に食べようとも思われない草だけども多くの人に食べてもらっている。
山菜好きにはたまらないエグミもないのに。。
山菜にはニックネームがあると書きましたが
地域によっても呼び方が結構変わるんです。
でもアイコは全国的にアイコ!これも意外とすごいことなんです。
あとすごく美しい。
山菜は生息している地域によって形も成長も味も艶も違ってきます。
東北地方のアイコはとにかく美しいんです。
アイコって名前のように昔の人も「女性」としてたんですね。
この次紹介予定の山菜の王様といわれている「シドケ」は完全に男性っぽいですね。
茎がすらっと伸びて上の方で葉っぱがYの字のように開いてくるんです。
それは気温と日光の影響で光を求めて上へ上へと伸びていくんです。
これって人間も一緒だと思いました。
世界的に見て北地域に住んでいる人と赤道付近に住んでいる人。。
北の方だと寒んですけども背が高い人多くないでしょうか。
北欧のパイロットなんてコックピット入れるの?っていうくらい長身そろいです。
それに比べて東南アジアに住んでいる人。。そんなに身長高いイメージないです。
日本だけでも北海道と沖縄。。身長差ありそうですね。
人も日光を求めて上へ上へ伸びるのではないかと思います。
少しでも山菜の魅力が伝われば嬉しいです。
アイコ ミヤマイラクサ